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最終更新時刻:17時11分

NTTコミュニケーションズの技術提供でTMNが路線バスをDX化「新潟市デジタルイノベーション創出推進補助金」に採用されました

2024/08/02  株式会社 トランザクション・メディア・ネットワークス 

2024.8.2

NTTコミュニケーションズの技術提供でTMNが路線バスをDX化
「新潟市デジタルイノベーション創出推進補助金」に採用されました

昨年度の実証実験結果を経て、実用化に向け精度向上へ

株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、グロース市場:5258、以下TMN)は、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小島 克重、以下 NTT Com)の技術提供を受けて実施するバスDX化に向けた取組みが、新潟市より「令和6年度新潟市デジタルイノベーション創出推進補助金」の補助事業に採用されたことを発表します。


昨年度の新潟交通株式会社バス車両での実証実験の様子

バスの利用実態可視化で持続的な地域公共交通に貢献

TMNは、地域公共交通の持続と利便性向上に寄与することを目的に、顔認証技術や位置情報技術を用いたバスの利用実態を正確に把握する取組みを進めております。

昨年度は、令和5年度の新潟市概念実証支援補助金を活用し、新潟市内を運行する新潟交通株式会社の一部路線バスで実証実験を実施したほか、渋川市内を運行する関越交通株式会社の自動運転バスでも実証実験を重ね、バス利用実態可視化に向けたシステムの精度や課題を確認してきました。

昨年度の実証実験の結果から、顔認識精度の向上と位置情報取得に関して課題があることを認識しており、今般NTT Comと協議の上、同社からAI顔認識ソフトウェア「SAFR®」や、データ伝送プラットフォーム「intdash®」などの技術提供を受けることで、バス利用実態可視化システム実用化に向けた更なる実証実験の実施を予定しております。

交通領域の決済システムのクラウド化を目指す

交通領域の決済システムにおいては従来型のリッチクライアント型が主流となっており、運賃計算や決済処理もすべて決済端末内で処理していることから、決済端末が高額であることが交通事業者での課題となっています。
TMNでは、決済端末で行われるシステム処理をクラウド化させた「シンクライアント型モビリティマルチ決済システム」を将来的に開発することを目指しており、これにより決済端末1台で複数の決済手段や決済ブランドに対応できるほか、交通事業者においてキャッシュレス決済の導入や維持への障壁が低くなり、利便性の向上に貢献できると考えております。

「令和6年度新潟市デジタルイノベーション創出推進補助金」とは

新潟市デジタルイノベーション創出推進補助金は、企業の生産性の向上と持続的な成長を実現させることを目的として、デジタル技術を活用した実証実験を行う者に対して、新潟市よりその費用を一部補助する制度です。

  • 「SAFR」は、RealNetworks, Inc.の商標です。
  • 「intdash」は、株式会社アプトポッドの登録商標です。
  • QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

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本件に関するお問い合わせ:

株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
広報
https://www.tm-nets.com/contact/prir/

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