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最終更新時刻:17時11分

【リアル&オンライン開催】「劇場セミナー ~次世代モデルの研究~第6回 『都市と演劇 ふたりの演劇人の半世紀』」開催決定

2022/03/10  株式会社 シアターワークショップ 

演劇ムーヴメントの仕掛け人・佐藤信氏、串田和美氏に聞く「演劇と都市、そして未来」

この度、株式会社シアターワークショップは、ご好評いただいている「劇場セミナー ~次世代モデルの研究~」の第6回目を渋谷キャスト スペース(渋谷区)にて3月23日(水)に現地参加とオンライン配信で開催することとなりましたのでご案内申し上げます。



【リアル&オンライン開催】
「劇場セミナー ~次世代モデルの研究~
 第6回 『都市と演劇 ふたりの演劇人の半世紀』」





<概要>
1960年代、日本は激動の時代であった。既成の権威や価値に対して若者たちが新たな活動を実践し、社会の改革を推し進めていった。その中心に演劇があり、若い演劇人がいた。60年代演劇は「小劇場演劇」と呼ばれ、非劇場空間の劇場化やテント劇場など、街につながる新たな上演空間を獲得したことに大きな意味があり、現代につながっている。
新たな演劇ムーヴメントの仕掛け人である佐藤信氏、串田和美氏は、その後の50年の歳月の中で、演劇を通じた地域との関わりや次世代の育成など、文化、都市、社会、教育といった大きな広がりの中で様々な活動を展開してきた。
これまでの活動の紹介と共に、渋谷とも縁が深いお二人に「演劇と都市、そして未来」について大いに語っていただきます。


<ゲスト>


佐藤 信 MAKOTO SATO (演出家)



1943年、東京都生まれ。早稲田大学在学中より演劇を始める。
1966年に劇団「自由劇場」結成に参加。小劇場運動(アングラ)第一世代を代表する演劇人のひとりとして活発な活動を開始。1970年から1990年までの20年間、「黒テント68/71」の中心的な劇作家、演出家として、全国120都市におよぶテント劇場による移動上演を継続。個性的な戯曲文体による劇作のほか、能楽、糸操り人形芝居、日本舞踊、現代舞踊、レビュー、オペラなど幅広い分野の演出に携わる。
近年は中国若手昆劇俳優、独立系演劇人との交流を深めるなど、ワークショップと作品上演を重ねながら、アジア舞台芸術のプラットフォームづくりを目指している。
現在、「若葉町ウォーフ」代表、「座・高円寺(杉並芸術会館)」芸術監督、
個人劇団「鴎座」主宰、「劇団黒テント」演出部。

串田 和美 KAZUYOSHI KUSHIDA (俳優、演出家、舞台美術家)




1942年、東京都生まれ。1966年、劇団・自由劇場(後にオンシアター自由劇場と改名)を結成。
1985‒96年までBunkamuraシアターコクーン初代芸術監督を務め、コクーン歌舞伎やレパートリーシステムの導入で劇場運営の礎を築く。代表作に『上海バンスキング』『もっと泣いてよフラッパー』『夏祭浪花鑑』など。平成中村座での歌舞伎演出も多数。2003年4月、まつもと市民芸術館芸術監督に就任。信州まつもと大歌舞伎や、サーカスと音楽と演劇を散りばめた『空中キャバレー』など市民を巻き込んだイベントを発案し“街に溶け込む演劇” を根付かせてきた。
2006年芸術選奨文部科学大臣賞、2007年第14回読売演劇大賞最優秀演出賞受賞。
2008年紫綬褒章、2013年旭日小綬章を受章。


モデレーター 梅山いつき ITSUKI UMEYAMA (演劇研究者)

1981年、新潟県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。
博士(文学)。演劇博物館で現代演劇に関する企画展を手がけ、現在、近畿大学准教授。
アングラ演劇をめぐる研究や、野外演劇集団にスポットを当てたフィールドワークを展開している。
著書に『佐藤信と「運動」の演劇』(作品社、第26回AICT演劇評論賞受賞)、『アングラ演劇論』(作品社、第18回AICT演劇評論賞受賞)、『60年代演劇再考』(岡室美奈子との共編著、水声社)など。


<予定トピックス>
1)“あの頃”のこと
六本木のガラス店の地下室を改装した自由劇場からスタートし、黒色テント劇場で地方をめぐる旅に出発した佐藤氏と、自由劇場に残った串田氏。それぞれの場所で二人は演劇や地域とどう向き合ってきたのか。

2)都市の演劇
佐藤氏はスパイラルホール、世田谷パブリックシアター。串田氏はシアターコクーン。それぞれに初代芸術監督を務め、「芸術監督」という概念にまだなじみがなかった頃、渋谷界隈で作品づくりに取り組み、多くの人に向けて伝えたかったこととは。

3)地方の取り組み
地方の公立文化施設にも注力し、佐藤氏はアドバイザーなどを歴任、串田氏はまつもと市民芸術館の館長、芸術監督を務めるなど地方の文化に対しても大きな役割を担ってきたが、地方あるいは地域にとって演劇の果たす役割とはなにか。

4)未来への提言
佐藤氏は個人劇場である若葉町ウォーフを設立し、また座・高円寺の芸術監督を務め、若手の育成にも尽力している。串田氏はまつもと市民芸術館をベースにする劇団やワークショップによる作品づくりなど、同様に演劇の未来を担う人材を育てている。コロナ禍のいま、そして、これからの日本の演劇や社会に対しての提言。


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【公式HP・チケット販売】
https://theatre-workshop.spwn.jp/
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< チケットご購入について >
本講演は、渋谷キャストでの現地リアル参加とオンライン配信を同時に開催するイベントです。
下記ホームページよりアカウントの作成およびチケットをご購入いただくことでご参加いただけます。
また、オンライン配信のチケットをご購入くださった方は、【イベント中の生配信】のほか、【アーカイブ配信】のご視聴が可能です。

■チケット購入期間について
現地リアル参加用チケット:【3月23日(水)15:00まで】ご購入いただけます。
オンライン配信用チケット:【3月30日(水)23:59まで】ご購入いただけます。
 ※リアルタイムでの配信は3月23日18:00から接続可能 18:30開始(約2時間)です。
 ※リアルタイムでの配信をご覧になれない方も、上記販売期間内にオンライン配信用チケットを
  ご購入いただくと、3月30日(水)23:59までは何度でもアーカイブをご視聴いただけます。
 ※システムの都合上、配信終了後に再度アーカイブが見られるようになるまで少々お時間がかかります。

■アーカイブ視聴について
アーカイブを視聴できる期間は【3月24日(木)AM10:00~3月30日(水)23:59まで】です。
 ※期間内は繰り返し視聴可能です。
 ※システムの都合上、配信開始時間が遅れる可能性がありますのでご了承ください。


< ご注意 >
・チケット購入時には会員登録が必要です。
・オンライン配信用チケットをご購入の場合は、テスト配信ページ(https://biz.spwn.jp/streaming-test)から視聴できることをご確認の上、チケットをご購入いただきますようお願いいたします。
・別途通信費がかかります。
・動作環境ではないOS、ブラウザ、デバイス、タブレットをご利用の場合、正常に動作しない可能性がございます。
 (サポートしている動作環境はこちら(URL: https://biz.spwn.jp/law#operating_environment)の「11.動作環境」をご確認ください)。
・推奨環境内であっても、端末個別の仕様によって正常に動作しない場合もございます。
・今後の感染症拡大状況により、やむをえず、中止または延期、内容の変更を行う場合がございます。
・ご入場に関してイベント公式URLに掲載している<新型肺炎の感染予防対策について>もご参照ください。




 ※今後不定期で開催。
 ※劇場セミナー公式HP、シアターワークショップ公式HP等でお知らせします。


< SNS >
■劇場セミナー 公式HP      https://theatre-workshop.spwn.jp/
■株式会社シアターワークショップ http://theatre-workshop.co.jp/
■渋谷キャスト スペース 公式 HP http://shibuyacast.jp/floor/space/


<株式会社シアターワークショップ> とは
劇場・ホールの事だけをやり続けて35年以上。シアターワークショップ(所在地:渋谷区)は、劇場・ホールの構想づくりから設計・施工のコンサルティング、管理運営計画の策定や開館の準備作業。そして開館後の劇場運営、イベントの企画制作に至るまで、劇場・ホールに関することはなんでもやっている総合的な劇場プロデュース企業です。


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<一般・報道ご関係者様 お問い合せ先>
株式会社シアターワークショップ 渋谷キャスト スペース事務所
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-21 渋谷キャスト GF
[TEL]03-5778-9172 [FAX]03-3409-3313 [MAIL]info@castspace.jp (受付時間 9:00-18:00)

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