名古屋市が提示する行政課題や社会課題の解決を図る社会実証について、実証に向けたマネジメントや実証に係る経費の支援等を実施します。
名古屋市では、「Hatch(ハッチ) Technology(テクノロジー) NAGOYA(ナゴヤ)」先進技術社会実証支援事業において、庁内課題に対し、先進技術を活用して解決を図る「課題提示型支援事業」と名古屋市施設等を社会実証フィールドとして活用する「フィールド活用型支援事業」をそれぞれ実施しています。
このたび、「課題提示型支援事業」では、名古屋市が提示する行政課題や社会課題(グリーン化及びDXの特別枠を含む)に対して、先進技術を活用した解決策を持つ企業等を下記のとおり募集しますので、周知にご協力をお願いします。
1 募集課題
13課題(行政課題5件、社会課題8件)※下記一覧を参照
2 選定件数(予定)
8件〈行政課題4件、社会課題4件(グリーン化1件以上、DX1件以上)〉
3 募集対象
先進技術を活用した解決策を持つ、スタートアップを始めとする企業等
4 募集期間
令和5年6月14日(水) ~ 7月9日(日)
5 選定された解決策に対する支援
費用の一部負担(行政課題70万円、社会課題400万円を上限)、実証に必要な調整、
広報PR、大学・研究機関等における技術相談のあっせん 等
6 課題説明会の日時
令和5年6月27日(火) 午後3時~午後5時半(オンラインでの開催)
https://htn2023-info-session.peatix.com/
7 今後のスケジュール
7~8月:審査・選定
8~2月:実証
3月:成果報告
8 その他
申込みや事業の詳細については、添付のパンフレット及びウェブサイト
(
https://www.hatch-tech-nagoya.jp/solution/)をご参照ください。
【パンフレット】
https://prtimes.jp/a/?f=d61096-5-de43c9630ff1295e4b2c0d678e15fbc0.pdf
【課題一覧】
▼行政課題
1.チケットなしで混雑もなし!発券所前の長蛇の列をなくしたい!(緑政土木局 東山総合公園管理課)
2.脱アンケート!外国人住民ニーズ把握の新手法を検証したい!(観光文化交流局 国際交流課)
3.施設まるごとスキャン!?公共施設の現地調査を 一度で完璧に終わらせたい!(住宅都市局 営繕部企画保全課・監理指導室)
4.ウォーカブルなまちが生み出す価値や効果を可視化したい!(住宅都市局 ウォーカブル・景観推進室)
5.リニア関連プロジェクトの先鋒、駅前広場整備を、臨場感あふれる新技術で広報したい!(住宅都市局 名駅ターミナル整備室)
▼社会課題(グリーン化)
6.こんな場所でも発電できるの?新技術で太陽光発電あふれる街を目指す(環境局 脱炭素社会推進課)
7.ビオトープはどうつくる?テクノロジーで ビオトープの豊かさと形成プロセスを可視化したい!(環境局環境企画課 (なごや生物多様性センター))
8.まちの緑でウェルビーイングが向上する? グリーンインフラの効果を可視化したい!(緑政土木局 緑地事業課)
9.学校の脱炭素化! 子どもたちが学び過ごす環境を快適に!(教育委員会 守山中学校)
▼社会課題(DX化)
10.建設業の未来をつくる!インフラDXで工事現場の負担軽減へ(緑政土木局 技術指導課)
11.障害×メタバースで、誰もが交流できるデジタル空間を提供したい!(名東区役所 福祉課)
▼社会課題(一般)
12.エスカレーターで歩く人をAIが検知!? “あたりまえ”からの脱却(スポーツ市民局 消費生活課)
13.「健康的な職場」を目指すITサービスで、働く世代の健康づくりを推進したい!(健康福祉局 健康増進課)
<課題提示型支援事業担当>
名古屋市経済局イノベーション推進部スタートアップ支援室
担当:加藤雅、吉村
≪参 考≫フィールド活用型支援事業
名古屋市及び民間施設等を社会実証の場(フィールド)として活用するため、場の提供と課題の整理・解決をするネットワークコミュニティ「Hatch Meets(ハッチミーツ)」を産学官で立ち上げ、先進技術を有する企業等の提案や実証ニーズを実現するものです。名古屋市及び民間施設等を社会実証の場(フィールド)として活用・提供したい企業等を随時募集しています。
【募集対象】
・名古屋市及び民間部門が提供するフィールドにおいて、自社の先進技術を活用した社会実証を実施したい、スタートアップを始めとする企業等
・自社の施設やサービス等を、実証のためのフィールドとして提供したい企業等
<フィールド活用型支援事業担当>
名古屋市経済局イノベーション推進部次世代産業振興課次世代産業振興係