名古屋市では、スタートアップ企業の成長を促すため、当地域の事業会社との共創を促進するプログラム「NAGOYA Movement」を令和4年9月から実施しております。
この度、NAGOYA Movementのプログラムに参加する株式会社中日新聞社が、ためま株式会社と協業し、「身近な地域情報がすぐに見つかり地域とつながる」をテーマに新メディア「ぱすたいむNAGOYA」の実証実験を開始することとなりました。
【株式会社中日新聞社×ためま株式会社 共創の経緯】
株式会社中日新聞社は、デジタル社会のニーズに対応するための新規事業の一つとして、地域のためのイベントメディアをテーマに掲げ、スタートアップと共創により創出することを目指して、NAGOYA Movementの事業会社向けプログラムに参加しました。
その後、スタートアップ企業とのマッチングプログラムにおいて、地域情報発信ツール「ためまっぷ」を全国29地域にサービス提供している「ためま株式会社」との面談を重ねる中で、中日新聞社の地域取材力と「ためまっぷ」の機能を生かした新たなメディアを模索し、持続可能な収益モデルの検討のため、今回の実証実験をすることとなりました。
【
身近な地域情報がすぐに見つかり地域とつながる新メディア「ぱすたいむNAGOYA」】
「ぱすたいむNAGOYA」は、豊富な地域取材力と情報発信力をもつ中日新聞社と、地域情報発信ツール「ためまっぷ」を全国29地域にサービス提供しているためまが共同で開発した、主に子育て世代向けの地域情報を提供する新しい形のウェブメディアです。
ご近所の活動やイベントについて、インターネットの膨大な情報の中から見つけにくいという課題を解決し、閲覧ユーザーの日常の行動範囲に合わせ、地域の情報をほしいときに簡単に取得できるメディアとなっています。
▼特徴
閲覧ユーザーの設定した位置から半径500メートル~20キロメートル以内のイベント情報が現時点から日付順に表示されます。
閲覧ユーザーは気に入ったイベント情報をメディア内で保存し、カレンダーの予定に入れることができます。
▼実証エリア
名古屋市西区
▼実証実験期間
令和5年7月3日から令和6年3月31日まで
▼実証実験期間において検証したいこと
メディア閲覧ユーザーの獲得と継続利用のための要件
発信ユーザーの利便性
ビジネスモデルとして電子チラシ掲載にかかる有償提供サービスの実現可能性
▼URL
https://pc.tamemap.net/2310070/
▼企業概要
1.事業会社
名 称:株式会社中日新聞社(名古屋市中区)
代表取締役社長 大島 宇一郎
設 立:昭和17年10月
事業概要:日刊新聞・書籍の発行など
2.スタートアップ企業
名 称:ためま株式会社(神戸市中央区)
代表取締役 清水 義弘
設 立:平成26年5月
事業概要:インターネット情報サービス
▼参考
《NAGOYA Movement とは》
名古屋市が主催する「NAGOYA Movement」は、スタートアップ企業と事業会社のマッチングによる事業創出を目指すプログラムです。本プログラムでは、事業創出の成功確率を上げるために、実践に生かせるインプットと伴走支援を実施します。
NAGOYA Movementを通じて、スタートアップ企業と事業会社との共創(オープンイノベーション)のモデルケースを作り、スタートアップ企業の集積と創出に繋がる、オープンイノベーションにおける新たな「Movement」を生み出していきます。
https://nagoyamovement.jp/
《事業スキームと全体スケジュール》
▼関連URL
・NAGOYA Movement公式HP
https://nagoyamovement.jp/
・名古屋市スタートアップ推進ポータルサイト
https://nagoya-innovation.jp/
【本リリースに関する問い合わせ先】
NAGOYA Movement運営事務局:JellyWare株式会社
TEL:052-211-8657
e-mail:info@jellyware.jp