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~女性の健康課題に取り組む新サービス~「未病をケアするパーソナライズ伴走」実証事業を開始

2023/10/25  住友生命保険 相互会社 

2023 年10月25日
住友生命保険相互会社

~女性の健康課題に取り組む新サービス~
「未病をケアするパーソナライズ伴走」実証事業を開始


住友生命保険相互会社(取締役 代表執行役社長 高田 幸徳、以下「住友生命」)は、株式会社ウィメンズ漢方(代表取締役社長 住吉 忍、以下「ウィメンズ漢方」)、株式会社サンケイリビング新聞社(代表取締役社長 砂原 一隆、以下「サンケイリビング新聞社」)と、女性の健康課題に対する「未病をケアするパーソナライズ伴走」(以下「本サービス」)の事業化に向けた実証事業(以下「本実証事業」)を開始します。

1. 本サービスについて

a.検討の背景

約8割の女性に月経随伴症状や更年期症状などといった女性特有の健康課題が顕在化しており、年間約3628億円の経済的損失※1が発生しているなど、社会問題となっています。

課題解決に向け、住友生命では独自の調査※2を実施しました。調査を通じて、女性が自身で取り組む様々な対処方法が「自分に合っているか分からない」と、セルフメディケーション※3に悩む方が多かったことから、専門家が一人ひとりの体質や生活習慣等を見極め、パーソナライズされたケアを提案して一緒に伴走するサービスの事業化の検討を進めてきました。

※1 出典:日本医療政策機構 調査報告書「社会経済的要因と女性の健康に関する調査提言」

https://hgpi.org/research/wh-20230306.html

女性回答者(N=4,950)のうち81.2%が過去3か月間で日常の様々な活動に影響を感じている。

※2 女性特有の健康課題に悩む方々へのヒアリング結果に基づく。

※3 WHOが定義した「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」

b.本サービスの内容、流れ

本サービスでは、ウィメンズ漢方が以下の流れで西洋医学と東洋医学の視点を活用した生活習慣のアドバイスおよび希望者への漢方処方・選定を行います。

① オンラインセミナーで日々の不調につながる自分の体質を認知いただき、身体を理想的な状態に近づけるための気づきの機会を提供

② 専門家による未病・予防に関するオンラインカウンセリングを実施。個人に合ったケア(食事、睡眠、運動、漢方処方・選定等)を提案し、取組みの継続をサポート

③ オンラインカウンセリング以外にも、体質ごとの生活に役立つコンテンツ(動画等)を配信

2.本実証事業の内容

今後の事業化を見据え、新たにサンケイリビング新聞社※4を協業先に加え、2023年11月28日から2024年3月末まで実証事業を行います。

本実証事業では、インナービューティーや更年期症状のケアなど幅広いテーマ設定でオンラインセミナーや座談会を実施し、参加者のその後の伴走について、初回無料のカウンセリング※5やLINE相談等の複数のプランから、自分に合ったメニューを選択いただく形で提供します。

協業を通じて、B to Cモデルでの本サービス展開の可能性や、各プランの利用状況等の検証を共同で行います。

※4 サンケイリビング新聞社は、女性の総合マーケティング会社としてフリーペーパーの発行やプロモーションのほか、一般消費者会員の消費行動・意識調査などを長年行っています。中でも、オフィスに配布している「シティリビング」では、働く女性に向けたプリントメディアやWebでの情報発信をはじめ、ウェビナー、座談会など多数の企画を手掛けています。本実証事業では、「シティリビング」の読者やメール会員向けに本サービスの参加を促すとともに、セミナーや座談会、本サービスに関する調査を共同で実施します。

※5 本実証事業においては、2回目以降のカウンセリングの相談料等は、利用者からウィメンズ漢方に直接お支払いいただきます。

住友生命グループは、「ウェルビーイングに貢献する『なくてはならない保険会社グループ』」の実現を掲げ、ウェルビーイングサービスの提供という領域でトップランナーを目指しており、さまざまなビジネスパートナーと連携していくことで、非保険領域も含めた WaaS(Well-being as a Service)エコシステム※6を拡充しています。

本実証事業を通じて、女性がいきいきと暮らし、働ける環境づくりを目指すための「女性特有の健康課題のサポート」に取り組みます。

※6 Vitality 健康プログラムを中心とするウェルビーイングに資するサービスエコシステムのことです。

(参考)プレ実証事業の結果について

住友生命では、本サービスの受容性や効果を検証するために、2022年10月~2023年3月にプログラムの一部を体験いただくプレ実証事業を行いました。

事後アンケート※7やインタビューを通じて、プログラム体験者の多くに行動の変化があり、88%が体調の変化を、64%がメンタルの変化を実感できているなど、効果の兆しが見受けられました。

一人ひとりの体質や生活スタイルに合わせてパーソナライズされた提案ができること、対話を継続して一緒に伴走する仕組みであることが、行動継続を後押しできる理由の一つと考えられます。

※7 アンケート分析にあたっては、矢内原ウィメンズクリニック/産婦人科専門医、生殖医療専門医 黄木 詩麗先生に医療監修いただきました。

【プレ実証事業の事後アンケート・インタビューより抜粋】

3.協業パートナーの概要

会社名:株式会社ウィメンズ漢方
設 立:2016年11月22日
事業内容:カウンセリング事業、セルフケア事業、産婦人科クリニックと提携した漢方外来、不妊治療相談、更年期や月経関連の相談、東洋医学に基づくヘルスケア相談の専門家教育や研究を行う一般社団法人臨床漢方カウンセリン
グ協会の運営
本社所在地:神奈川県横浜市栄区笠間3-34-9 アパートメントF1 104
代表者:住吉 忍
会社名:株式会社サンケイリビング新聞社
設 立:1976年2月4日
事業内容:新聞・雑誌の発行、出版、放送、インターネット等を含めたコンテンツ全般に関する事業、および演劇・音楽・映画、その他催し物の企画制作、興行並びにその事業販売全般に関わる事業、以上に付帯する事業全般
本社所在地:東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー36階
代表者:砂原 一隆

【WaaS の取組みイメージ】

以上

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