2024 年 9 月 12 日
「京銀輝く未来応援ファンド３号 ｆｏｒ ＳＤＧｓ」での投資について
～微生物を活用し温室効果ガス固定化に取り組む「Ｓｙｍｂｉｏｂｅ株式会社」へ投資～
京都銀行（頭取 安井 幹也）と京都キャピタルパートナーズ株式会社（代表取締役社長 山本 洋史）が出資・運用する「京銀未来ファンド３号」は、「Ｓｙｍｂｉｏｂｅ株式会社」へ投資いたしました。
「Ｓｙｍｂｉｏｂｅ株式会社」は、光合成生物である海洋性紅色光合成細菌の特性を生かし、温室効果ガスを回収・利活用するためのプラットフォーム構築に取り組む、京大発ベンチャー企業です。同社の技術は、カーボンニュートラルに向けた温室効果ガスの削減に加え、農業用有機質肥料、水産養殖用飼料等の生産にも応用できることから、温室効果ガス固定事業と原料事業を組み合わせた“資源循環型のエコシステム”構築が期待されています。
京都銀行と京都キャピタルパートナーズは、今後も成長が期待できる企業への積極的な支援を通じて社会課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
記
１．投資先概要
企 業 名
Ｓｙｍｂｉｏｂｅ株式会社
代 表 者
代表取締役 伊藤 宏次
所 在 地
京都市西京区御陵大原１－３９ 京大桂ベンチャープラザ南館
設 立
２０２１年１月
事業内容
海洋性紅色光合成細菌を用いたＣＯ２固定化事業、バイオものづくり事業
２．投資について
本件投資により「Ｓｙｍｂｉｏｂｅ株式会社」は、研究開発等を進めてまいります。
３．京銀未来ファンド３号の概要
名 称
京銀輝く未来応援ファンド３号 ｆｏｒ ＳＤＧｓ 投資事業有限責任組合 （略称：京銀未来ファンド３号）
投資対象
・京都銀行の営業エリア内に本社を置く、独自性や新規性のある技術やビジネスモデルを有する企業
・京都銀行取引先企業のＤＸ化やサステナビリティ経営に資する事業を行う日本国内の企業
出 資 者
無限責任組合員（ＧＰ）：京都キャピタルパートナーズ株式会社
有限責任組合員（ＬＰ）：株式会社 京都銀行
ファンド総額
２０億円
京都銀行出資額
１９億８０百万円
設 立
２０２２年３月３１日
存続期間
１０年（２０２２年３月～２０３１年１２月）
以上
京都フィナンシャルグループでは、「地域社会の繁栄に奉仕する～地域の成長を牽引し、ともに未来を創造する～」という経営理念に基づいた企業活動を行っております。今後も経営理念のより一層高いレベルでの実践であるSDGs 達成に向け、地域の社会課題の解決に貢献してまいります。なお、関連するプレスリリースにSDGs の目標のアイコンを明示しております。
