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最終更新時刻:17時11分

TOPPAN、「蒸でき スマデリバッグ(R)」に2品種をラインアップ追加

2024/10/17  TOPPANホールディングス 

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2024/10/17

TOPPAN、「蒸でき スマデリバッグ(R)」に
2品種をラインアップ追加

簡単に美味しく調理できる電子レンジ専用チャック付きパウチ「スマデリバッグ」に
新機能を付加した新製品2品目を開発。

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TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:齊藤 昌典、以下 TOPPAN)は、従来の電子レンジ専用チャック付きパウチ「蒸でき スマデリバッグ®」の蒸気抜き方法を改良し、電子レンジ調理中に圧力がかけられるようになった「蒸でき スマデリバッグ??HP」と、平パウチ形状で一般的な給袋充填包装機に対応し、パウチサイズの多様化にも対応可能な「蒸でき スマデリバッグ®F」の2種類を開発しました。
なお、本サンプルは2024年10月23日?から25日?に開催される「TOKYO PACK 2024-2024東京国際包装展-」(会場:東京ビッグサイト)のTOPPANブース(東ホール・小間番号2U09)に展示します。

(左)「蒸でき スマデリバッグ(R)HP」と(右)「蒸でき スマデリバッグ(R)F」のイメージ
(C) TOPPAN Inc.

開発の背景

地球規模での環境変化や、グローバル化・デジタル技術の進展などが、人々の生活や企業活動に大きな変化をもたらしています。また、共働き世帯や単身世帯の増加を背景に、レンジ対応パッケージの需要は拡大傾向にあります。そのような中、TOPPANは「SX(Sustainable Transformation)」と「DX(Digital Transformation)」によって、ワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、事業活動を推進し、パッケージを起点としたTOPPANグループのサステナブルブランド「SMARTS™」のもと、顧客のバリューチェーンに沿った提案を行っています。
2014年にあらかじめ封入された調味液や具材に、新鮮な食材を加えて電子レンジで加熱するだけで、本格的な蒸し・煮込み料理ができる、電子レンジ専用のチャック付きパウチ「蒸でき スマデリバッグ®」を開発しました
TOPPANが独自に開発した透明ハイバリアフィルム「GL BARRIER(※1)」を使用しており、長期保存と風味の維持が可能です。レンジ対応パッケージは、湯せん調理からレンジ調理に変わることによって、使いやすさがより向上するとともに、調理時間が短くなることから調理時のCO2排出量の削減も見据えて、TOPPANでは数多くの電子レンジ対応パッケージを開発しています。今回、「蒸でき スマデリバッグ®」のバリエーションを増やすことで、調理する料理の種類を増やし、内容量も増やすことが可能になりました。

「蒸でき スマデリバッグ(R)HP」について

・レンジ加熱時に圧力を保持することができる
レンジ加熱時に、パウチ内の圧力を保持しながら調理することができ、これまでのスマデリバッグでは対応できなかった根菜類が含まれた煮物料理などのレシピが可能となり、調理時間も短くすることができます。

・サイドシールに蒸気口を形成
サイドシール部に、蒸気口を設置しました。レンジ加熱時にパウチ内の圧力を保持しながら安全に蒸気を逃がすことができます。

・嵌合強度の高いチャックテープを使
嵌合強度の高いチャックを使用することで、レンジ加熱時にパウチ内部の圧力が上がってもチャックが開封することがなく、蒸気は新たに追加したサイドシールの蒸気口から安定して抜けます。

「蒸でき スマデリバッグ(R)F」について

・チャック面を上に向けて、寝かせてレンジアップ
パウチ片面に設けた折込部に再封性と自動蒸通機能を備えた特殊チャックテープを配置することで、平置き状態でのレンジアップが可能となりました。


・パウチのボトムより充填が可能
ボトムの充填口から調味液および固形具材を充填、レトルト殺菌も可能。従来の「蒸でき スマデリバッグ®」と比較して充填機への汎用性が向上しました。

・大容量化が可能
従来品と比較して、電子レンジ内の高さという制約が解消されるため、パウチサイズを大きくし容量を増やすことが可能です。同時に、調理可能な対象メニューの広がりも期待できます。

今後の目標

TOPPANは「蒸でき スマデリバッグ®」のバリエーションを増やし、食品メーカーに対して提供していきます。また、他の環境配慮型材料との融合や組み合わせにより「蒸でき スマデリバッグ®」の開発を行い、社会課題の解決に貢献します。「蒸でき スマデリバッグ®」シリーズ全体で関連受注を含めて、2026年に20億円の売り上げを目指します。

「TOKYO PACK 2024」について

名称:TOKYO PACK 2024 -2024東京国際包装展-
会期:2024年10月23日(水)~25日(金)
開場時間:10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 東ホール(TOPPANブース 東2ホール 小間番号2U09)
テーマ:世界が驚く包装イノベーションを!-TOKYO PACKから世界へ-
主催:公益社団法人日本包装技術協会
公式サイトURL:https://www.tokyo-pack.jp/

TOPPANグループのサステナブルブランド「SMARTS(TM)」について

・サステナブルな未来に、スマートな選択を
「SMARTS™」は、パッケージを起点としたTOPPANグループのサステナブルブランドです。パッケージで培った技術・ノウハウに、マーケティング・DX・BPOなどのリソースを掛け合わせ、バリューチェーンに沿った最適な選択肢を提供します。TOPPANは、「SMARTS™」が持つ多彩なソリューションで、ステークホルダーの皆さまとともに持続可能な社会の実現に貢献します。

URL:https://www.toppan.com/ja/living-industry/packaging/sustainability/

※1 GL BARRIER
「GL BARRIER」はTOPPANが開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルムの総称です。独自のコーティング層と高品質な蒸着層を組み合わせた多層構造で、安定したバリア性能を発揮します。また多くの優れた特性が高い評価を受け、食品から医療・医薬、産業資材に至る幅広い分野で世界中で採用されています。
URL:https://www.toppan.co.jp/living-industry/packaging/products/barrier_film/

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

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