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最終更新時刻:17時11分

エクイニクス、マルチクラウド接続を強化 Equinix Fabric Cloud Routerの提供開始

2024/01/29  エクイニクス・ジャパン 株式会社 

クラウド間接続の高いパフォーマンスとマルチクラウドのコスト削減を実現



カリフォルニア州レッドウッドシティ- 2024年1月17日 - グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長 小川 久仁子、以下「エクイニクス」)は、新しい仮想ルーティングサービスであるEquinix Fabric Cloud Routerの提供開始を発表しました。Equinix Fabric Cloud Routerは、企業が複数のクラウドやオンプレミス環境でアプリケーションとデータを容易に接続できるサービスです。

Equinix Fabric Cloud Routerを使用することで、複雑化したクラウド間接続やハイブリッドクラウド環境のネットワークの課題を簡素化することが可能となり、簡単な設定でエンタープライズグレードのマルチクラウドルーティングサービスをわずか1分以内でご利用できます。

また、エクイニクスのセキュアなプライベートネットワーク接続を活用することで、様々なロケーションで、パブリッククラウドとアプリケーションの接続が可能になります。

Enterprise Strategy Groupの主席アナリストである ボブ ラリベルテ氏は、次のようにコメントしています。
「昨今のIT環境は、高度にデジタル化され、地理的にも分散しています。TechTarget社のEnterprise Strategy Group Researchによると、2023年には企業の94%が複数のパブリッククラウドをすでに使用しており、採用の主な動機はパフォーマンスの最適化とアプリケーションの拡張です。これらのマルチクラウドアプリケーションの基盤となるネットワーク接続も、パフォーマンス向上と拡張に十分に対応できることが求められます。エクイニクスは、その広範なクラウドオンランプが利用可能な都市圏と低いネットワークレイテンシ、そして新たにポートフォリオに追加されたEquinix Fabric Cloud Routerと組み合わせることで、これらの機能を提供するに相応しい立場になるでしょう。」

Equinix Fabricをご利用いただける世界58の市場においてEquinix Fabric Cloud Routerを導入し、Amazon Web Services(AWS) 、Google Cloud Platform、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructureなどの主要クラウドサービス、そしてAkamai、ServiceNow、Zoomなどの数百のサービスプロバイダに低レイテンシで接続できます。

Equinix Fabric Cloud Routerは準リアルタイムで提供されるオンデマンドサービスで、物理ルーターの所有・運用や仮想ルーターのライセンス管理に伴うコストの削減と煩雑さの軽減などにご活用いただけます。これらの制限をなくすことで、お客様はアプリケーションのパフォーマンス向上させ、クラウドのコストを削減し、市場へのサービス展開を加速できます。さらには、投入までの時間短縮にもつながります。

また、エクイニクスのデジタルサービスは特定のクラウドに依存しないためネットワーク制約がなく、ワークロードごとに最適なクラウド環境とクラウドプロバイダを選べます。お客様は特定のベンダーへの依存を避けられるため、マルチクラウド導入を今まで以上に加速できます。

エクイニクスのデジタルインターコネクション担当バイスプレジデントであるアルン デヴは次のように述べています。
「マルチクラウドネットワークは容易なものではありません。しかし、このほど提供を開始したEquinix Fabric Cloud Routerはわずか45秒でユーザーをさまざまなクラウドに接続し、世界中の企業のマルチクラウドネットワークを簡素化します。これこそ、マルチクラウドネットワークをリードするエクイニクスが、お客様のご期待の声に応えたサービスです。25年以上にわたるクラウドとネットワークの中立性への注力、クラウドオンランプへの先駆的なアクセス、そして最大規模を誇るクラウドプロバイダとサービスパートナーの幅広い選択肢を組み合わせることで、エクイニクスは今日の企業ニーズに応えるオンデマンドのデジタルインフラストラクチャの提供において独自の地位を確立しています。」


Equinix Fabric Cloud Routerは、Platform Equinix(R)の主要コンポーネントとして、お客様のニーズに応える以下の4つの機能を備えています。

・マルチクラウドパフォーマンス
あらゆる主要クラウドプロバイダ間を低レイテンシで接続できます。エクイニクスは業界に先駆けて世界各地にクラウドに隣接したロケーションを保有しているため、遠隔地を経由したトラフィックのバックホールが不要です。
この優れたクラウド間ネットワークのパフォーマンスにより、クラウド移行を始めとした進化するインフラストラクチャ需要に容易かつスピード感をもって対応できます。

・プライベート接続
プライベートネットワーク接続が容易にデプロイできることで、機密データやネットワークインフラストラクチャが公共のインターネットに露出するリスクを回避し、データ主権の要件をサポートします。

・エンタープライズグレード
各機能は99.999%の稼働率が保証され、複数のクラウドの帯域幅と接続機能を最大50Gbpsのスピードで無制限に拡張でき、さらに1ルーターあたりの総スループットは数百ギガビットに上るため、安心して利用できます。

・コスト削減
インターネットを経由した下り転送の代わりにプライベートクラウド接続を活用することで、クラウドのエグレスコストを最大75%削減できます。
Equinix Fabric Cloud Routerに組み込まれたレジリエンス(回復性)により、高価な費用のかかるルーターの冗長化が不要になるため、ITチームのさらなる負担軽減に貢献します。
サービスとして提供されるため、お客様のご負担は必要な分の使用料金のみで、長期契約に縛られることもありません。必要に応じて柔軟にスケールアップおよびスケールダウンを選べます。


関連コメント

Oracle ネットワーキングサービス部門プロダクトマネージメント担当バイスプレジデント ヨゲシュ カウシーク氏のコメント
「企業が特定のロケーションや複数のクラウド環境でワークロードやデータを扱える柔軟性を求めるなか、分散型クラウドの重要性は高まっています。Equinix Fabric Cloud Routerは、高性能なマルチクラウドネットワークアーキテクチャの展開と運用のスピードアップとコスト効率の向上を実現します。」

Apcela プロダクト&ソリューションエンジニアリング担当バイスプレジデント クナル サッカー氏のコメント
「デジタルトランスフォーメーションに取り組む企業のお客様向けに当社が構築および運用するネットワークには、マルチクラウドネットワークが欠かせません。当社はEquinix Fabricを使用することで、ネットワークコストの最適化と運用の効率化を実現しています。また、Equinix Fabricのグローバルな一貫性は、複数のクラウドプロバイダに対して高度なネットワーク自動化を可能にしています。私たちは、コスト効率とパフォーマンス効率のさらなる改善に役立つEquinix Fabric Cloud Routerのリリースを待ち望んでいました。このサービスの導入によって、真にグローバルなNetwork as a Service(NaaS)プロバイダになるという当社ミッションを推進できることを期待しています。」 関連資料
Simplify Multicloud Networking with Equinix Fabric Cloud Router 【ブログ(英語のみ)】
Equinix Fabric Cloud Router 【製品&サービスページ(日本語)】
Analyst Report: Streamline Multicloud Networking 【アナリストレポート(英語のみ)】

*) 本リリースは、米国時間1月17日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です


エクイニクスについて
エクイニクス(Nasdaq:EQIX)は、グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業です。先進的な企業や組織であるデジタルリーダーは自社の成功に向けて、信頼できるプラットフォームとしてエクイニクスを選定し、基盤となるインフラストラクチャをソフトウエアレベルのスピードで集約し、相互接続しています。エクイニクスは、お客様が競争優位性を向上させる上で必要とする適切な場所、パートナー、可能性のすべてにアクセスできるよう支援します。エクイニクスの利用により、ワールドクラスの体験に加え、俊敏な拡張、デジタルサービスの迅速な立ち上げと共に、サステナビリティの目標をサポートすることで、ビジネス価値の増大が可能になります。


Forward Looking Statements
This press release contains forward-looking statements that involve risks and uncertainties. Actual results may differ materially from expectations discussed in such forward-looking statements. Factors that might cause such differences include, but are not limited to, risks to our business and operating results related to the current inflationary environment; foreign currency exchange rate fluctuations; increased costs to procure power and the general volatility in the global energy market; the challenges of acquiring, operating and constructing IBX and xScale(R) data centers and developing, deploying and delivering Equinix products and solutions; unanticipated costs or difficulties relating to the integration of companies we have acquired or will acquire into Equinix; a failure to receive significant revenues from customers in recently built out or acquired data centers; failure to complete any financing arrangements contemplated from time to time; competition from existing and new competitors; the ability to generate sufficient cash flow or otherwise obtain funds to repay new or outstanding indebtedness; the loss or decline in business from our key customers; risks related to our taxation as a REIT and other risks described from time to time in Equinix filings with the Securities and Exchange Commission. In particular, see recent and upcoming Equinix quarterly and annual reports filed with the Securities and Exchange Commission, copies of which are available upon request from Equinix. Equinix does not assume any obligation to update the forward-looking information contained in this press release.

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