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最終更新時刻:17時11分

QTI 3.0で日本語化を推進

2023/02/20  株式会社 ネットラーニング 

ネットラーニング、米国amp-up.io社と提携

教育・研修・学習デジタルソリューションサービスを提供する株式会社ネットラーニング(代表取締役 岸田徹、本社:東京都新宿区、以下ネットラーニング)は、米国amp-up.io社の開発するオンラインCBT(Computer Based Testing)であるamp-upの開発に協力し、縦書き・ルビなどの日本語組版の実現に貢献しました。 ネットラーニングとamp-up.io社とは、今後も協力して1EdTech(※1)が定める国際技術標準規格QTI(Question & Test Interoperability、以下QTI(※2))v3.0の日本および韓国、中国などアジア各国での普及と、日本語のためのアクセシビリティが高いオンラインCBTの整備に貢献して参ります。 また、ネットラーニングでは、自社の学習プラットフォームである「Multiverse(R)(※3)」へこの実装をおこない、今後も国際標準技術規格に対応した教育ソリューションを提供してまいります。


amp-up.ioは、QTIという国際標準技術規格の最新仕様であるバージョン3.0に準拠しており、オープンソースで公開されています。 実際にamp-upにおいてオープンソースで、縦書き・ルビを用いた例題、古文の例題、漢文の例題を動かした例を公開しています。

さらに縦書きのための共有CSSスタイルをQTIv3.0に追加する提案書も公開しています。
図:実際amp-upプレイヤーで実現している日本語縦書きの表示例

1Edtech QTIチームの元共同議長であるamp-up.io社、Paul Grudnitski社長からのメッセージ:
 「日本語、韓国語、中国語の学習環境. QTI v3.0 アセスメント コンテンツでの縦書きサポートの忠実度と相互運用性の改善に貢献したネットラーニング村田真さんに感謝します。これらの改善点はすべて無料で公開されています。フリー、オープンソースであるqti3-item-player コンポーネントを利用して、教育分野においてさまざまな革新を可能にします。」

【参照文献】
縦書き・ルビの例題:https://qti.amp-up.io/testrunner/start/16

【用語説明】
 ※1 1EdTechについて
1EdTechは、デジタル学習においてオープンで革新的な技術エコシステムの実現を目指す非営利団体です。2022年5月に「IMSグローバルラーニングコンソーシアム」から「1EdTechコンソーシアム」へと名称を変えました。教育テクノロジーに関するさまざまな国際標準規格を策定しています。
参照:1EdTech: https://www.1edtech.org/

 ※2 QTI(Question & Test Interoperability)について
QTIは、「Question & Test Interoperability」の略称で、1EdTechが策定する国際標準規格のひとつです。
参照:https://www.imsjapan.org/qti

 ※3 Multiverseについて
ネットラーニングが提供するクラウドベースの学習プラットフォーム「Multiverse」
参照:https://www.netlearning.co.jp/platform/


【株式会社ネットラーニングについて】
 ネットラーニングは、導入企業・団体のべ5,820社・校、9,002万人※のユーザーへ、オンライン教育・研修・学習のデジタルソリューションを提供しています。
 1998年設立以来、SaaS型のサービスで常にプラットフォーム「Multiverse(R)」を改良し、新機能の追加と時代に合わせ進化させたサービスで、リスキリング時代の自律的な学習・研修をささえ、効果的かつ成果をもたらすトータルソリューションを提供しています。(※2023年1月末現在)



【amp-up.ioについて】
 30年以上、テクノロジーアセッスメントを行ってきた経験と、6,000万以上のQTIに対応したアイテムを製品への導入、カリキュラムや指導分野においても10年以上におよび携わってきた経験を基に、お客様のシステム構築・管理・アセッスメントを支えるプラットフォームを開発しています。



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