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最終更新時刻:17時11分

三重県明和町初!伝統の山車が地域へ飛び出す。

2024/10/31  一般社団法人 明和観光商社 

~次世代への継承・魅力発信のために祭りさながらにパフォーマンス~




 一般社団法人明和観光商社(三重県明和町斎宮・以下、明和観光商社)が運営する11月2日(土)~4日(月・祝)のイベントにおいて、大淀地区の伝統行事「大淀祇園祭」で使用される山車の1つ・三世古の山車が、会場である「さいくう平安の杜」に展示されます。
 「大淀祇園祭」以外で山車が使用されることは初めてで、山車は祭りさながらに、お囃子や引手などが登場し会場の前を引くパフォーマンスが行われたのちに会場内へと移動し、展示される予定です。

明和町の2大祭りの1つ「大淀祇園祭」の現状
大淀祇園祭は明和町内で、斎王まつりと並ぶ2大祭としてこれまで町内外からの人々に愛されてきた明和町指定民族無形文化財である伝統行事です。
 しかし、少子化が進む中、山車の引手や囃手である若者は年々減り続けており、OB等が助っ人として参加しているのが現状です。
 この現状は大淀地区だけでなく、明和町全体でも担い手不足が課題となっており、地区によっては継続が困難になってしまい開催ができない伝統行事も多くあります。
 明和町内の伝統行事や文化を継承していくために、祭りのある地区だけではなく明和町全体として、伝統行事や文化継承に取り組んでいく必要があります。
イベントを通じた伝統行事の魅力発信とプロモーション
 明和観光商社は11月2日(土)~11月4日(月・祝)に開催するインバウンド誘客を目的としたプロジェクションマッピングや薪能などのイベントに、山車を使ったパフォーマンスを取り入れることで、国内外に明和町の伝統行事・文化の魅力を発信し明和町全体の認知度向上を目指します。
 また、大淀地区の祭りの様子を他の地域で披露することで、地域間の相互理解を深めるほか、これまで大淀祇園祭に触れることが少なかったインバウンドをはじめとした新しい客層に、明和町の伝統文化を発信することができます。
明和町の資源を活用した魅力発信を



 このような取り組みを通じて、改めて大淀祇園祭の魅力を感じてもらうとともに、持続可能な伝統行事となるように町内各団体等と連携し、国内外からの興味関心を明和町に引きつけるだけでなく、地域住民の地域への誇り・郷土愛を醸成し次世代をはじめとする新たな担い手の創出に繋がることを目指しています。
 明和観光商社は、これからも持続可能な観光地域づくりのために明和町内に点在する歴史文化をはじめとした資源を活用・連携することで、明和町が抱える課題にアプローチし、明和町の魅力を国内外へと発信を行い、明和町全体の認知向上に努めて参ります。

【山車登場予定時間】
〈大淀祇園祭「山車」さいくう平安の杜展示および復元道路の練り歩き〉
13:00~16:30 さいくう平安の杜前・復元道路上で飾り付け
16:30~17:30 さいくう平安の杜前・復元道路上を練り歩き
17:50~21:00 平安の杜へ移動ののち正殿東側に展示
※本時間は予定となりますので、前後する場合があります

・11月2日(土)~3日(日)のイベント詳細
【名称】 国史跡斎宮跡 平安絵巻 プロジェクションマッピング 2024
【日時】 2024年11月2日(土)・3日(日) 18:00~21:00
【会場】 さいくう平安の杜(三重県多気郡明和町斎宮2800)
【内容】 斎宮ゆかりの文化芸術をモチーフとしたデジタルアニメーションなど荘厳なプロジェクションマッピング映像を投影します。
【料金】 500円(税込)・事前予約不要
※入場料は当日受付にて現金またはPayPayでお支払いください。
【プレスリリース】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000057872.html

・11月4日(月・祝)

【名称】 斎宮奉納薪能
【日時】 2024年11月4日(月・祝) 開場:18:30 開演:19:00 
【会場】 さいくう平安の杜(三重県多気郡明和町斎宮2800)
【内容】 観世流「野宮」、和泉流 狂言「棒縛」
斎王がかつて身を清めた野宮跡を舞台として、平安古典文学の源氏物語の世界が交錯する能演目「野宮」を平安時代の実寸大復元建物・さいくう平安の杜にて公演いたします。
【料金】 5,000円(税込)
※観覧には事前購入が必要です。観覧ご希望の方は以下よりお申し込みください。
【申し込み先】https://takiginou2024.peatix.com/


大淀祇園祭について(引用元 明和町観光協会:https://meiwa.sub.jp/gyoji/gion.html
 祇園祭は、全国に疫病が流行した貞観十一年(869年)に祠司(しし=宮司の一種)・卜部日良麻呂が勅を奉じて旧暦六月七日に長さ二丈の鉾を作り、旧暦の六月十四日に神輿とともに京都・神泉苑に送ったのがその起源だと伝えられています。大淀の祇園祭は江戸の中期、今から二百七十年ほど前に疫病を払い氏子安全、農・漁業の発展を祈る民間信仰から始められ、京都の八坂神社、愛知の津島神社の流れをくむものだといわれており、祭神は須佐之男命です。 祭りは前夜に東区で、当日は三世古(北区、中区、西区)と山大淀で山車(だし)がそれぞれ曳かれます。また、三世古では数年前から約半世紀ぶりに復活した神輿が登場して、山車は地元青年団の若者たちに曳かれ、神輿は小学生たちに担がれそれぞれの区内を練り歩きます。 三世古の山車は、午後五時ころに大淀港満潮時に合わせて、幟(のぼり)や提灯で飾られた「なりひら」「ゆきひら」の二隻の船に乗せられ海上渡御の儀式を行います。

一般社団法人明和観光商社について
明和観光商社は三重県明和町の観光資源や地域資源をより効果的に連携させた観光施策を推進する中心的存在として観光地域づくりや、ふるさと納税支援などに取り組む観光庁に登録されている地域DMO&地域商社です。
代表理事:千田良仁 
住所:三重県多気郡明和町斎宮3039-2
HP:https://dmo.hana-meiwa.jp/

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