2024年11月12日
令和6年度脱炭素型循環経済システム構築促進事業 (うち、プラスチック等資源循環システム構築実証事業)(補助)の三次公募結果について
- 環境省は、脱炭素社会構築に資する資源循環システム構築の加速化を図るため、従来型の化石由来資源利用を段階的に改めることとしています。
- 本事業は、化石由来資源の代替素材開発や、プラスチック等のリサイクル技術・システム高度化など、技術的課題を解決し事業化に向けて必要な実証を行うものです。
- 令和6年度事業について、補助事業の三次公募を令和6年7月29日(月)~同年9月2日(月)の期間で実施しました。
- 同事業に応募のあった案件について、申請書類による事前審査及び有識者で構成される評価審査委員会における審査を行い、採択すべき事業を選定したのでお知らせします。
■ 「令和6年度脱炭素型循環経済システム構築促進事業(うち、プラスチック等資源循環システム構築実証事業)」の公募概要
環境省では、低炭素社会及び循環型社会構築に資するプラスチック資源循環システム構築の加速化を図るため、従来型の化石由来資源利用を段階的に改めることとしています。
本事業は、化石由来資源の代替素材開発や、使用済みの化石由来資源のリサイクル技術・システム高度化など、技術的課題を解決し事業化に向けて必要な実証を行うものです。
① 化石資源由来プラスチックを代替する省CO2型バイオプラスチック等(再生可能資源)への転換及び社会実装化実証事業
② プラスチック等のリサイクルプロセス構築及び省CO2化実証事業
③ 廃棄物等バイオマスを用いた省CO2型ジェット燃料又はジェット燃料原料製造・社会実装化実証事業
④ 廃油のリサイクルプロセス構築・省CO2化実証事業
■ 選定結果
本事業の三次公募に対し4件の応募があり、申請書類による事前審査及び有識者で構成される評価審査委員会による審査を行った結果、以下1件(プラスチック等のリサイクル事業1件)の事業について選定しました。
事業者名
(五十音順) |
事業名 |
事業の概要 |
② プラスチック等のリサイクルプロセス構築及び省CO2化実証事業 |
株式会社リコー |
廃棄資源情報可視化システムを活用した産廃系軟質廃プラスチックの水平リサイクルスキーム構築実証事業 |
産廃系の軟質廃プラスチックのリサイクルは素材分別の難しさや回収効率の悪さから実現が難しく企業の共通課題となっている。本事業では樹脂判別センサーを活用した排出元分別の実現、廃棄資源情報可視化システムを活用した共同回収による効率化を実現し、産廃系軟質廃プラスチックの水平リサイクルスキームを構築する。 |
連絡先
環境省 環境再生・資源循環局 総務課 容器包装・プラスチック資源循環室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5501-3153
- 室長
- 井上 雄祐
- 室長補佐
- 持田 雅宏
- 担当
- 高麗 紀子
- 担当
- 野村 俊樹
環境省 環境再生・資源循環局 廃棄物規制課
- 直通
- 03-6205-4903
- 課長
- 松田 尚之
- 課長補佐
- 山舘 健太
- 担当
- 柳原 一夫