LP投資家との連携をテコに、物流・サプライチェーンの課題解決を目指すベンチャー企業を支援
株式会社マーキュリアホールディングスの中核会社である、株式会社マーキュリアインベストメント(以下「MIC」といいます。)は、LP投資家と密に連携し、日本の物流・サプライチェーン領域の課題解決を目指すベンチャー企業等への支援を行うことを目的とした、「マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」といいます。)を組成しましたので、お知らせいたします。
なお、LP投資家との連携を含め、ベンチャー企業等への支援を目指すファンドとしては、2019年に組成した「マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合」に次ぐファンド組成になります。
【本ファンド組成の背景】
2024年4月から、いわゆる2024年問題(トラックドライバーの時間外労働時間の上限規制適用)が始まりました。そして、この2024年問題に代表される労働力不足のみならず、カーボンニュートラルへの対応や、災害・戦争等による供給網の断絶等、我が国の物流・サプライチェーン領域には課題が山積しており、かかる課題への対応は、日本産業全体にとって急務となっています。
このような背景の下、デジタル化等による効率化・省人化等への関心や期待はますます高まっているものの、業務が複数企業に跨ることや企業・現場毎の部分最適化が進んでいること等、物流・サプライチェーン領域特有の難しさもあり、未だ多くの企業や現場において、新たなテクノロジー等の導入による革新の余地が大きい状況です。
そこでMICは、アンカー投資家の株式会社日本政策投資銀行と、山九株式会社、三菱倉庫株式会社といったLP投資家とともに、物流・サプライチェーン領域の課題解決を目指すベンチャー企業等への支援を目的とした本ファンドを組成しました。
【本ファンドのコンセプト】
本ファンドは、物流・サプライチェーン領域の課題解決に資する可能性のある革新的な技術・ビジネスモデルを有するベンチャー企業、大手企業からのスピンアウト、JV等(以下「投資対象企業等」といいます。)を投資対象とします。投資による資金面での成長支援に加え、投資対象企業等とLP投資家との連携・協業の促進を通じて事業面での成長支援も行うことが最大の特徴です。
<本ファンドの投資テーマ例※>
※図に記載のものに限らず、現時点においては物流・サプライチェーン領域に直接関わらないものの、将来において当該領域への展開・応用が期待できるテクノロジー・ビジネスモデル等も幅広く対象とします。
以上
【本ファンドの概要】
<名称> マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合
<組成日> 2024年4月26日
<ファンド規模> 30~50億円(目標)
<無限責任組合員> 株式会社マーキュリアインベストメント
<有限責任組合員(4月26日時点)> 株式会社日本政策投資銀行、山九株式会社、三菱倉庫株式会社、株式会社マーキュリアホールディングス
【マーキュリアインベストメントの概要】
<会社名> 株式会社マーキュリアインベストメント
<本社所在地> 東京都千代田区内幸町1丁目3番3号
<事業内容> 投資助言業、投資運用業、第二種金融商品取引業
<代表者> 代表取締役 豊島 俊弘
<Website> 会社概要:
https://www.mercuria.jp/
ベンチャー投資戦略:
https://mercuria-ventures.com/
私たちは「ファンドの力で、日本の今を変える」をミッションとし、事業を行っています。
※本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社マーキュリアホールディングス
事業企画部
<Tel> 03-3500-9870
<Mail> info@mercuria-hd.jp
<Website>
https://www.mercuria.jp/