参加のお薦め
製品・システムの設計・製造段階で未然防止・再発防止活動を支援するために、品質管理の様々な手法(FMEA、チェックリスト、統計解析手法など)があります.しかし、現場で蓄積される不具合情報を整理して、その中の知識を共有、活用しなければ、チームとして効果的に未然防止・再発防止活動を進めることは難しいのが現状です。
不具合情報・技術情報から知識を一般化・体系化し、再発防止・未然防止に有効活用するSSMによる構造化知識マネジメントは、多くの業種・企業で取り組まれています。具体的には、過去不具合の知識運用に留まらず、設計・試験など様々な業務に役立つノウハウの活用やデザインレビュー・FMEA実施結果の再利用など、未然防止活動を組織に根付かせるための工夫も進められています。また、昨今ではAI/IoTとも連携した発展的な活動も期待されています。
第10回目を迎える今回のシンポジウムでは、SSM活動を継続的に実践している2社の事例と、AI/IoTとSSMを組み合わせた新しい取組みについてご紹介します。各社の講演を通じて、導入中・導入検討中の皆様に役立つヒントをご提供します。