~サービス提供開始、定型文書の自動生成も~
日本経済新聞社グループのIT(情報技術)エンジニアリング会社である日経統合システム(東京都江東区、代表取締役社長:新井裕)は生成AIによるソリューション事業を開始します。第一弾として、システム開発・運用現場のエンジニアの業務をAIで支援する「コード解析支援AIソリューション」、お客様の社内に蓄えられた様々なナレッジやデータを活用した業務DXをAIで支援する「ナレッジ活用型生成AIソリューション」を10月から提供します。
■コード解析支援AI ソリューション
運用対象システムの知見が少ない、担当者の業務が属人化している、といった開発・運用現場での課題を解決します。
「コード解析支援AIソリューション」は、複数の大学との共同研究で得られた成果をもとに株式会社アキバ共和国(※1)が開発した「YAGOKORO」(※2)をロジックとして実装します。対象システムのソースコードを読み込むことにより、ソースコード内のファイルやプログラム同士の依存関係を解析し、システム全体を可視化します。自然言語による指示で、システムがどのような処理をしているのかを回答。改修や機能追加においては、対象ファイルや対象プログラムの提示、コードの生成まで行います。システム全体を理解したAIのサポートにより、対象システムへの理解や経験が少ないエンジニアでも高品質な運用が可能になります。COBOLをはじめとするレガシーシステムの運用現場などでの活用を想定しています。
※1 アキバ共和国
https://www.akiba-republic.com/
※2 アキバ共和国 「YAGOKORO」
https://www.yagokoro.ai
■ナレッジ活用型生成AIソリューション
定型文書の作成や校正に手間がかかる、社内のナレッジを活用できていない、といった日常業務での課題を解決します。
お客様社内に蓄積されているナレッジを参照し、指定した形式で定型ドキュメントを生成することから、質問に回答するコールセンターの対応支援をするチャットまで、お客様の課題にあわせて、お客様専用の環境を提供します。
定型ドキュメントの生成例
・「営業週報」などの社内報告書
複数の営業担当者のメモや顧客からの資料などを参考にして営業情報を共有できる文書を作成
・システムベンダーに依頼する「提案依頼書」
打ち合わせメモ、プロジェクト管理ツールの出力データからベンターへの要望を整理した文書を作成
AI開発だけでなく「基盤構築」から「運用保守」「セキュリティー対策」「技術の進化に対応した改良、拡張」までワンストップで提供し、お客様の業務負担の軽減を目指します。
■株式会社日経統合システムについて
日経グループを中心とした顧客企業の情報インフラを預かるデータセンターとして創業。企業の情報システムを守るセキュリティー事業、業務改革を支援するソリューション事業なども展開しています。
https://www.nasnet.co.jp/
本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
株式会社日経統合システム ビジネスデザインユニット 佐々木
pr@nasnet.co.jp
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社日経統合システム カスタマーサクセスユニット
sales@nasnet.co.jp