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最終更新時刻:17時11分

快適な住空間と災害時の事業継続機能を兼ね備えた「ルフォミ江ケ崎」が2024年度グッドデザイン賞を受賞

2024/10/18  株式会社 チームネット 

社宅・社員寮の新たなスタンダードを提案


寮棟と社宅棟をつなぐ緑豊かな中庭

株式会社チームネット(代表取締役・甲斐徹郎)が企画・設計監理を手掛けた東亞合成株式会社(代表取締役・高村美己志)の社宅・社員寮「ルフォミ江ケ崎」(神奈川県横浜市、2024年5月竣工)が、2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

近年、多くの企業が「借上げ社宅」を活用して社員の住環境を整える一方で、「健康経営」の観点から、社員の健康と生活の質を高めることが企業競争力向上の重要な要素となっています。チームネットはこの視点に立ち、自社で培った「環境」と「コミュニティ」のデザインノウハウによるコンサルティングによって、あえて共同生活による新たな価値を創造しました。さらに、竣工後も食堂運営を含む施設マネジメントを手掛けることで、暮らしの価値を持続的に高める取り組みを展開。こうした総合的なデザインが評価され、今回の受賞に至りました。

「ルフォミ江ケ崎」の3つの魅力

1.プライバシーを確保しつつ、豊かな共同生活を実現
「ルフォミ江ケ崎」では、緑あふれる中庭やカフェのような食堂、ワーカーズラウンジ、フィットネススタジオとしても利用できる多目的スペースなど、充実した共用スペースが特徴です。一般的なワンルームマンション同等の個々のプライバシーを尊重しながらも、自然に居住者同士が交流できる空間設計により、孤立感を感じることなく、質の高いコミュニティが生まれます。企業の福利厚生としても、社員の快適な生活を支える大きな魅力です。

2.「食」を通じた健康経営の実現
食堂(カフェテリアルフォミ)は、管理栄養士が監修したバランスの取れた食事を、居住者全員が毎日享受できる場所です。寮居住者に限らず、社宅居住者も利用できるため、ファミリー層の生活のサポートやお子様の食生活にも寄与しています。美味しく健康的な食事の提供は、社員の健康促進に直接つながり、企業にとっても健康経営の重要な一環となります。地域との交流の場としての「こども食堂」も実施しており、企業の社会的責任を果たす好事例です。

3. 災害時の事業継続拠点としての機能
「ルフォミ江ケ崎」は、太陽光発電による電力供給や食料備蓄を完備し、災害時のBCP(事業継続計画)に対応しています。発電した電力は、各フロアに分散配置された62台の蓄電池により、災害時にも十分な電力を確保。また、150人分の水と食料を備蓄し、近隣の工場で帰宅困難となった社員も受け入れる体制を整えています。さらに、衛星インターネットを導入し、災害時にも確実な通信手段を提供。企業の危機管理の強化にも貢献する設計です。

「ルフォミ江ケ崎」は、単なる居住空間を超え、社員の健康と安心を支えながら、企業の事業継続にも貢献します。企業にとって、このような施設は、優秀な人材確保や企業価値の向上に直結する投資と言える新しい社宅・社員寮のモデルです。

お問い合わせ先
株式会社チームネット
担当:取締役 阿部寛人
TEL:03-5787-8706  Email:contact@teamnet.co.jp
https://teamnet.co.jp/

グッドデザイン賞受賞 概要
https://www.g-mark.org/gallery/winners/23558?text=%E5%AF%AE&years=2024

「ルフォミ江ケ崎」概要
事業者:東亞合成株式会社
設計監理:株式会社チームネット
構造:K&K構造設計
設備:ZO設計室
施工:鹿島建設株式会社
災害時電力関連工事:振興電気株式会社
蓄電池:エリーパワー株式会社
    共用部・寮備付家具:株式会社アスプルンド
管理会社:株式会社チームネット
統括管理および食堂運営:株式会社チームネット
建物清掃維持管理:ALSOKファシリティーズ株式会社
外構植栽管理:株式会社 日比谷アメニス
室内緑化管理:第一園芸株式会社
建物概要
用途:社宅・寮(家族社宅24戸、寮101戸、ゲストルーム1戸、食堂、ラウンジ等)
構造規模:RC造 地上6階建(ノース棟、サウス棟)
(敷地面積:4,105.63平方メートル 、建築面積:1,887.83平方メートル 、延床面積:8,223.98平方メートル )
竣工年:2024年5月

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