2024 年 9 月 30日
WMパートナーズ株式会社
エー・アイ・キャピタル株式会社
株式会社三井住友銀行
株式会社日本政策投資銀行
プライベート・エクイティ・ファンドのセカンダリー投資を目的とする ジャパン・プライベート・エクイティ・オポチュニティ2024投資事業有限責任組合の 設立について WMパートナーズ株式会社(代表取締役社長:徳永 康雄、以下「WM」)とエー・アイ・ キャピタル株式会社(代表取締役社長:佐村 礼二郎、以下「AIC」)は、この度、共同で「ジャパン・プライベート・エクイティ・オポチュニティ 2024 投資事業有限責任組合」(以下、「本ファンド」)を設立し、株式会社三井住友銀行(頭取 CEO:福留 朗裕、以下「SMBC」)及び株式会社日本政策 投資銀行(代表取締役社長:地下 誠二、以下「DBJ」)は、出資者として本ファンドに参画したことをお知らせいたします。
本ファンドは、プライベート・エクイティ・ファンド等への出資持分の譲受や継続ファンド等 への出資(以下「セカンダリー投資」)を主な投資対象としており、2021年9月設立の「ジャパン・プライベート・エクイティ・オポチュニティ2021投資事業有限責任組合(以下「前号ファンド」)」の後継ファンドとして、WM 及び WM と AIC 両社の主要メンバーが無限責任組合員を、AIC が投資 助言業者を担う協働体制で運営されます。国内セカンダリー取引の需要拡大に対応するため、総額200 億円超の規模とすることを目標に、SMBC や DBJ の他にも複数の投資家が参画し、既に前号 ファンドを上回る金額規模となっております。
前号ファンド設立以降、投資家(以下「LP」)に対する流動化機会の提供を通じた国内 セカンダリー市場の創出を主要テーマとして活動してきた結果、「国内LPからのファンド持分譲受」と「国内を主要投資対象とするファンドの持分取得」はいずれも前号ファンド投資実績の80%超を占めており、継続ファンド等への投資を通じファンド運営者(以下「GP」)が主導する 流動化ストラクチャーの実現にも貢献するなど、着実に本邦におけるセカンダリー取引実績を 積み上げることができました。
現在、日本政府が推進する資産運用立国の実現に向け本邦プライベート・エクイティ市場の 拡大が推進されておりますが、一方でグローバルでの政策金利の変動やそれに伴う株式市場の ボラティリティの上昇などマクロ環境の不透明感も増しており、LP 及び GP の選択肢の拡大に 資するセカンダリー投資は、その活用の機会がこれまで以上に増加することが想定されます。
WM 及びAICは、引続きセカンダリー投資を通じて、国内を中心とするLP及びGPの皆様に対して適切な流動化の機会や有益な流動化ストラクチャーを提供することで、国内セカンダリー市場を リードし、プライベート・エクイティ業界のエコシステムの発展に貢献してまいります。
SMBC 及び DBJ は、前号に引き続き本ファンドへの出資を通じて、セカンダリー取引市場の 活性化を図ることで、流動性向上による国内投資家の PE 市場への参入促進や、投資家層の拡大による国内のリスクマネー供給規模の拡大等、国内 PE 市場の更なる発展に貢献してまいります。
【本ファンドの概要】
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.smbc.co.jp/news/pdf/j20240930_01.pdf