2024年6月25日
沖エンジニアリング株式会社
沖電気工業株式会社
特殊計測試験装置メーカー向け「タイアップ校正サービス」の提供を開始
経験豊かな専門知識と現地出張サービスを通じて、メーカーの商品開発を支援
計測試験装置を対象とした校正業務
OKIグループで信頼性評価と環境保全の技術サービスを展開するOKIエンジニアリング(社長:中井 敏久、本社:東京都練馬区、以下OEG)は、特殊計測試験装置メーカー向け「タイアップ校正サービス」を6月26日より開始します。本サービスは、校正業務を内製化している計測試験装置メーカーに向けて、OEGが技術パートナーとして、メーカーに代わり校正業務を請け負うものです。本サービスで、年間売上1億円の達成を目指します。
近年、市場のグローバル化および技術革新が急速に進展する中、商品開発のスピードが著しく加速しています。このため、多くのメーカーは研究開発に重要な人材と資源を集中させたいと考えています。しかしながら、汎用的な点検や校正が難しい特殊な計測試験装置を扱うメーカーは、その特殊性から校正業務を外部に委託できず、結果として社内の人員で実施せざるを得ません。さらに、計測試験装置のユーザーからは、現地への出張校正サービスやISO/IEC17025(注1)に基づく校正サービスの要求が増加しているため、校正業務に必要な人員を増加する必要性に迫られています。
OEGの本サービスは、計測試験装置メーカーとのタイアップにより、上記課題への解決策を提供します。OEGは、計測試験装置メーカーと個別に機密保持契約を結び、メーカーから専門的な技術指導と認定を受けて、必要な治具や標準器を準備します。これにより、メーカーがこれまで自社で行ってきたレベルと同等の校正サービスと、一部の点検や修理サービスに対応します。さらに、OEGは必要に応じてISO/IEC17025の適合性認定を受けた校正サービスや日本全国への出張校正サービスも可能です。このように、OEGは計測試験装置メーカーが商品開発や販売に専念し、市場競争力を高めることを支援します。
OEGは、これまで一般的な計測器の校正サービスを提供してきましたが、現在はサービス範囲を拡大し、以前は対応が難しかった特殊な計測試験装置の校正にも対応しています。今後、OEGは製造業界で生じるさまざまな課題に積極的に取り組み、お客様の問題解決の頼れるパートナーとして活動します。また、市場からの要求に柔軟で革新的なソリューションを提供し、日本のモノづくりの発展に寄与していきます。
販売計画
- 標準価格
- 個別見積
- 販売目標
- 年間1億円
- サービス提供開始時期
- 2024年6月26日
用語解説
- 注1:ISO/IEC 17025
試験所および校正機関の能力に関する一般要求事項。
リリース関連リンク
- 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
- 沖エンジニアリング株式会社は、通称をOKIエンジニアリングとします。
- その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- 本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
- OKI 広報室
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- OKIエンジニアリング 計測事業部
電話:0495-22-7112
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