~VOCALOIDの実証実験に参加する音楽クリエイターを募集~
世界最大級のロイヤリティフリーのストックミュージックサービス「Audiostock」(https://audiostock.jp)を運営し、音楽コンテンツ流通のDXを推進する株式会社オーディオストック(岡山市北区、代表取締役社長:西尾 周一郎、以下「当社」)は、ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表執行役社長:中田 卓也、以下「ヤマハ」)研究開発統括部と共同で、VOCALOID(TM)(歌声合成ソフト)を活用した作曲コンテスト「Music Research Contest 2023 Autumn」を2023年10月10日より開催いたします。
■ VOCALOID 楽曲の販売可能性を試す実証実験企画!VOCALOID 作曲コンテストを共催
当社とヤマハは2022年7月より、ヤマハの音響技術に関する研究開発プロジェクトを実施しております。
ヤマハが2023年8月に立ち上げたVOCALOID β-STUDIO は、ヤマハが期間限定で設立した『研究スタジオ』で、歌声合成をより広い世界へ拡げるための実証実験を行っています。当社が運営する世界最大級のストックミュージックサービス「Audiostock」では90万点以上の音楽作品を販売しており、様々なシーンでの音楽の商用利用における実績やノウハウを元に、ヤマハの実証実験企画を共に推進するため、新たにコンテストを共催することとなりました。
この度、共催する「Music Research Contest 2023 Autumn」では、VOCALOIDを使った楽曲がテレビやCM・YouTube、あるいはSNSで使われるかどうか、販売の可能性を試す実証実験に協力していただける音楽クリエイターを募集いたします。
テレビやCMなどでの商用利用を想定した楽曲を募集する「ライブラリーミュージック」部門と、SNSでのヒット作品を生み出すことをクリエイターとともに模索する「TikTok / SNSでの人気曲」部門の2部門で、楽曲を募集いたします。
ヤマハによるVOCALOID技術の研究段階のプラグインVX-βを、抽選でコンテスト参加者に提供!
本コンテストでは、使用できるVOCALOIDソフトに指定があります。また、指定ソフトの一つである「VX-β」を、参加クリエイターへ抽選で提供いたします。VOCALOIDを活用した、創造性あふれる作品のご応募をお待ちしております。
【募集部門】
利用シーンを想定した楽曲を、下記の2部門で募集いたします。
部門A:ライブラリーミュージック
~ストックミュージックサービス Audiostock での販売を想定した楽曲を募集~
テレビやYouTubeにおけるコンテンツ・広告に 商用利用できる楽曲を募集します。
<選考の流れ>
応募された音源等を元に1次選考を実施。
1次選考を通過した作品はAudiostockでのライセンス販売を許諾します。
その後、2次選考を実施。特に優秀な作品を最優秀賞とし、入選作品を選定・表彰します。
<採用特典>
・最優秀賞:賞金10万円(最大5作品)
・入選作品:Audiostockでのライセンス販売を特例で可能とします。
※通常Audiostock上で音声合成ソフトを使用した楽曲の販売は認められていません。
・CapCut賞:動画制作アプリ「CapCut」にて受賞作品をピックアップしてご紹介します。
部門B:TikTok / SNSでの人気曲
~ヒット作品を生み出そう!TikTokでの動画投稿数を審査~
TikTokでみんなが歌ったり踊ったり 思わず使って投稿したくなるような楽曲を募集します。
<選考の流れ>
応募された音源等を元に1次選考を実施。
1次選考を通過した作品をTikTokへ連携します。
2次選考としてSNS審査を実施。
楽曲を利用して作成されたTikTok動画の本数を元に最優秀賞・優秀賞を選定・表彰します。
<採用特典>
・最優秀賞:賞金30万円(1作品)
・優秀賞:賞金10万円(2作品)
・CapCut賞:動画制作アプリ「CapCut」にて受賞作品をピックアップしてご紹介します
■Audiostock × ヤマハ研究開発統括部 「Music Research Contest 2023 Autumn」募集要項
<概要>
歌声合成ソフトを用いた、商用利用可能な楽曲制作を題材としたコンテスト
<募集期間>
2023年10月10日(火)13:00~ 11月6日(月)23:59
<応募方法>
エントリー用の応募フォームに必要事項を記入の上、ご応募ください。
<募集テーマ>
部門A:ライブラリーミュージック
部門B:TikTok / SNSでの人気曲
<応募規約>
応募される前に必ず応募規約をご確認いただき、同意いただける場合のみご応募ください。
<審査>
Audiostock × ヤマハ研究開発統括部 Music Research Contest 2023 Autumn 事務局の
運営委員と招聘審査員により構成される審査委員会にて審査します。
※ 審査基準の問い合わせにつきましては一切受け付けないものとします
<発表>
一次選考結果は11月下旬
最終選考結果は1月中旬を予定
※その他、応募規約や注意事項等、詳細を特設サイトにてご確認の上でお申し込みください。
▽Audiostock × ヤマハ研究開発統括部「Music Research Contest 2023 Autumn」特設ページ
https://audiostock.jp/special/mrc2023
■ ヤマハによる音響技術に関する研究開発への協力について
当社は2022年7月より、ヤマハ研究開発統括部における音響技術に関する研究開発に、当社の有する楽曲データの提供を通じて協力しております。2022年8月にはミキシングコンテストを共催し、採用作品91点を研究開発用のデータとして提供いたしました(※)。
今回の「Music Research Contest 2023 Autumn」は共同コンテスト企画の第二弾となっており、VOCALOIDを活用した楽曲を募集することにより、 歌声合成の従来にない新しい使われ方を切りひらくことを目指しております。当社は今後も、全国3万組以上の音楽クリエイターとのネットワークを活かし、音楽業界のさらなる発展を目指して本研究に協力してまいります。
(※)2022年12月8日 当社プレスリリースにて発表:
https://audiostock.co.jp/?p=3433
■ ヤマハ株式会社について
社名:ヤマハ株式会社
URL:
https://www.yamaha.com/ja/
設立:1897年(明治30年)10月12日
代表者:代表執行役社長 中田 卓也
本社:静岡県浜松市中区中沢町10番1号
ヤマハは、1887年の創業以来、音・音楽を原点に培った技術と感性で、人々のこころ豊かな生活に貢献することを目指し歩んできました。130年以上にわたって磨き上げてきたクラフトマンシップと、最先端技術を活用した業界トップレベルのテクノロジーを強みに、楽器、音響機器、部品・装置などの事業領域でグローバルに事業を展開しています。
■「Audiostock」について
「Audiostock」は音楽の使用ライセンスを売買できるサービスです。音楽クリエイターは自身で制作した音楽を登録して使用権を販売することができ、売上に応じた印税を受け取ることができます。顧客は単品購入及びサブスクリプション方式で購入手続きを行うだけで音楽の利用許諾を得ることができ、映画・テレビ・YouTube・広告・SNS投稿動画・アプリ・ゲーム等の商用コンテンツに音楽を組み込むことができます。
「Audiostock」:
https://audiostock.jp/
「Audiostock」定額制プラン:
https://audiostock.jp/s_plan
■ 株式会社オーディオストックについて
社名:株式会社オーディオストック
URL:
https://audiostock.co.jp/
設立:2007年10月11日
代表者:代表取締役社長 西尾 周一郎
本社:岡山県岡山市北区富田町ー丁目6−10 東光第一ビル 2F
東京オフィス:東京都品川区東五反田2丁目3-5 五反田中央ビル 7F
株式会社オーディオストックは、クリエイターの持続的な創作活動を支援する企業です。世界最大級のロイヤリティフリーのストックミュージックサービス「Audiostock」等、ミュージシャンの収益化と動画クリエイターの制作に役立つサービスを展開しています。
動画コンテンツの需要増に伴い、ストックミュージック市場は2028年迄に約20.3億ドル(USD)(※1)まで拡大が見込まれます。オーディオストックは、様々なクリエイターがより活躍できる世界を目指すべく、音楽ビジネスの革新に取り組み、テクノロジーの力を活用してクリエイターをサポートしてまいります。
(※1)出典元: Stock Music Market - Global Outlook & Forecast 2023-2028