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最終更新時刻:17時11分

ゲーム・メタバースを活用した地方創生事業、本格始動。老舗交通会社の”稼ぐ”観光DX事業の立ち上げを支援。

2023/12/21  株式会社 モンドリアン 

フォートナイトの「メタバース和歌山」マップ制作

 ゲーム・メタバース事業を手がける株式会社モンドリアン(本社:東京都中央区、代表取締役:角田拓志、以下、「当社」)は、ゲーム・メタバースを活用した地方創生を展開しております。この度、和歌山県を拠点にバス・タクシー・旅行サービス事業を展開する老舗企業、ユタカ交通株式会社(所在地:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:豊田英三、以下「ユタカ交通」)が一般社団法人和歌山新城下町DMC(所在地:和歌山県和歌山市、会長 西平都紀子、以下「和歌山新城下町DMC」)と立ち上げた観光DX事業「METAVERSE WAKAYAMA(以下、「メタバース和歌山」)」において、ゲーム・メタバース分野の立ち上げに際した支援とメタバースゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のマップ制作を行いました。



ユタカ交通が新規事業「メタバース和歌山」を立ち上げた背景


 ユタカ交通様は、和歌山を拠点に、旅客自動車運送事業や旅行サービス事業を展開する老舗企業です。2020年の新型コロナウイルスの感染拡大による団体・個人双方の観光需要の大幅な減少(※1)や、燃料価格高騰などにより、経営が圧迫されていました。また、全国的な運転手不足問題(※2)により、和歌山でもバス・タクシーの運転手が不足し、観光客のみならず地域住民の移動手段にまで影響が出ているのが現状です。
 そこでユタカ交通様は、和歌山新城下町DMCとメタバース和歌山実行委員会を立ち上げ、メタバース上で仮想体験型の観光コンテンツを提供する観光DX事業「METAVERSE WAKAYAMA(メタバース和歌山)」を始動しました。
 今後地元企業と連携しながら、和歌山県を舞台にしたeスポーツ大会の実施や、特産品を購入できるECショップ、8K360度動画によるVR観光ツアー等、VR・メタバースを活用した地域レジャーを展開し、和歌山城下町の事業者で30億円の新規経済市場を目指します。

メタバース和歌山 公式サイトURL
https://mvwakayama.jp/

メタバースゲーム「フォートナイト」内に和歌山の街を再現


 「メタバース和歌山」の施策の一つが、ゲーム・メタバース活用による、観光需要喚起と新たな収益の獲得です。当社はこのゲーム・メタバース活用における、フォートナイト内のマップを制作しました。第一弾として、2023年12月21日、ユーザー数5億人を超える人気オンラインゲーム「Fortnite(フォートナイト)」上に「和歌山城」のマップを公開します。また2024年1月には「和歌山駅前」および市内の繁華街「アロチ」をモデルとしたマップを公開予定です。
 今後「メタバース和歌山」では、2024年1月~3月にかけて、吉本芸人・小籔千豊さん主催のオンラインeスポーツ大会との連動企画や、南海電鉄株式会社と大阪・和歌山でオフラインのeスポーツ大会の実施など、ユーザーに本マップで遊んでいただくのみならず、大会開催やゲーム・メタバースを活用した様々なプロモーション展開を予定しております。

「メタバース和歌山」フォートナイトのマップ和歌山城


 日本三大忍術ゆかりの場所である「和歌山城」を再現したマップ。和歌山市の企画整備課協力の元、再建時の図面を参考に天守閣の外観・内観や特徴的な石垣、天守閣へのアプローチを細部まで再現しました。ユーザーはオリジナルアイテムを収集しながら、このバトルロイヤルゲームを楽しむことができます。

<マップ概要>
タイトル:和歌山城 BATTLE

マップURL:https://www.fortnite.com/@mvwakayama/8343-1088-9153

マップコード:8343-1088-9153

価格:無料

マップ制作:株式会社モンドリアン

協力:和歌山市

トレーラー動画 URL:https://youtu.be/ej7vk8KpIQo



ゲーム・メタバースで社会課題解決!ー地方創生×ゲーム×メタバースに自治体が熱視線


 日本のメタバース市場は2021年度から市場規模が急拡大し、2026年度には約1兆42億円まで拡大すると予測されております。(※3)一般企業においても、マーケティングやブランディングにメタバースを活用し始めていました。一方で2023年には、その活用がすでに幻滅期に入ったとまで言われています。その大きな原因の一つとして上げられるのが、制作したメタバース世界への集客の難しさやメタバースの戦略なき活用により制作コストに対する成果が見えないことです。
 そんな中、自治体が現在注目しはじめているのがゲーム・メタバースです。ゲーム・メタバースは既にあるユーザーが世界中に1億以上いるメタバースゲームのプラットフォーム上で展開するため、集客のハードルが下がることに加え、コストと制作期間が短いのが最大のメリットです。

<地方創生にゲーム・メタバースを活用するメリット>
自治体自らが観光資源や地域の魅力をゲーム内で発信でき、世界中で体験できる

幅広い年齢かつ国内だけでなく海外にもリーチ可能

既存ゲームプラットフォーム上のため開発コストが低くて早い。集客コストも低減

ゲームを通じて観光資源と自発的かつ長時間接触するので、認知度・好感度が上がりやすい

ゲームを通じた関係人口創出からリアルへの観光需要創出が可能(アニメの聖地巡礼と同様)

制作したメタバースゲームから収益を得ることができる

ゲームで遊んでもらうだけでなく、ゲームを活用したマーケティング施策を展開することができる



 このような活用メリットがあるため、地方創生の施策としてゲーム・メタバースを活用する事例が増加すると予測されており、実際に当社へのお問い合わせも増えております。
 当社は、ゲーム・メタバースを活用した社会課題解決を、企画立案から制作・実行まで伴走し、ワンストップで提供できることを強みとしております。今後もゲーム・メタバースを活用した新たな体験を通じた社会課題の解決を目指してまいります。

<脚注>
※1:和歌山県と和歌山市の観光客数推移(下表、単位:千人)
「令和4年観光動態調査」によると和歌山県は令和元年に過去最高の観光入込客数を達成したものの、コロナ禍により大きく減少しました。令和4年は昨対比で取り戻してきてはいるものの、コロナ前の数値には戻っていません。

※2:和歌山県のタクシー運転者数推移(下図)
近畿運輸局によると、和歌山県の法人タクシーの運転者数は、平成25年の1653人から、令和5年の1018人と10年間で約40%減少しました。

※3:メタバースの国内市場規模推移・予測(下図 )
株式会社矢野経済研究所「メタバースの国内市場動向調査(2023年)」(2023/08/30 発表)によると、日本のメタバース市場(メタバースプラットフォーム、プラットフォーム以外(コンテンツ、インフラ等)、XR(VR、AR、MR)機器の合計)は、2022年度に1,377億円(前年度比73.6%増)となり 2026年度には約1兆42億円まで拡大すると予測されています。


ユタカ交通株式会社について


 和歌山を拠点に、旅客自動車運送事業や旅行サービス事業を展開 。観光分野での知見や経験、ネットワークを構築し、和歌山県の着地型観光を担っている。この度、メタバースを活用した観光DX事業「メタバース和歌山」を立ち上げ、国内外に多様な観光の機会をオンラインやバーチャル、メタバースなどで提供することを目指す。

<会社概要>
会社名:ユタカ交通株式会社
代表者:代表取締役社長 豊田 英三
所在地:和歌山県和歌山市中之島2287番地
設立:1954年
事業内容:一般貸切旅客自動車運送事業、一般乗用旅客自動車運送事業、自家用自動車運行管理業、国内・海外各種旅行事業
公式サイト:https://www.yutakacommunications.com/


株式会社モンドリアンについて


 株式会社モンドリアンは、数億人規模のユーザーを抱える圧倒的な影響力を持つ4大プラットフォームを中心に、ゲーム・メタバースの法人・個人向けサービスを最前線で提供しています。国内外に業界トップクラスの6つの制作スタジオを形成し、単純に3Dモデルを納品するだけでなく、プランニングからコンテンツの作成、集客、運用までワンストップかつ柔軟に対応し、コミュニティやeスポーツ、メディアなどをも巻き込んだ立体的で蓋然性の高い戦略を打ち出すことで、ステークホルダーの勝率を最大化することを目指します。ゲーム・メタバース業界の先駆者として、サステナブルなエコノミー形成とメタバースのマスアダプションによるクリエイター支援を実施していきます。
株式会社モンドリアン WebサイトURL:https://mondrian.gg/

<会社概要>
商号:株式会社モンドリアン
本社所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 11階
代表取締役:角田 拓志
設立:2023年1月16日
資本金: 5,000,000円
※株式会社モンドリアンは、株式会社オープンハウスグループ(東証プライム:3288)の一員です

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