- 国内初、屋外広告視認者のコホート(集団としての性質)を可視化 -
屋外広告媒体を運営する有限会社サーチ(本社:東京都立川市、代表:常田 修治、以下「サーチ」)は、スマートフォンが発するSSIDを独自開発のWi-Fiセンサーで取得する技術を提供するOxyzen(オキシゼン)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:松井 康至、以下「オキシゼン」)と共同で、サーチの所有する新橋駅SL広場前大型ビジョン「新橋SLビジョン」にて実証実験を開始しました。
■本実証実験の概要
1、実施期間
2021年12月21日~継続中
2、実施媒体
媒体名称:新橋SLビジョン
設置場所:東京都港区新橋2丁目8-7
3、実施内容
屋外広告の視認者は、Web・スマートフォン広告のような個々人ではなく「集団」です。
人数・年代・性別・視認態度などの基本データに加え、それらは「どのような人々で、どこへ向かい、目的は何なのか、日々あるいは時間単位でどのように変化するのか」という「集団としての性質」を可視化することで、広告視認者の「属性」「趣味趣向」「消費動向」「来街目的」の可視化に繋がる様々なデータを取得することができました。
なお、取得データに個人を特定する情報は一切含まれません。
(データ例1)
「携帯キャリア」「カフェ店」「ビジネスホテル」など、様々な「消費動向把握」に繋がるリアルタイムデータが得られました。
(データ例2)
「鉄道利用」「訪日外国人」「都道府県」など、「移動手段・居住エリア把握」に繋がる様々なリアルタイムデータが得られました。
■実用化に向けた今後の取り組みについて
サーチで開発を進めている屋外広告の費用対効果可視化サービス「OOH Analytics」と組み合わせることにより、人数・性別・年代・視認態度などの基本データに加え、「広告接触者のコホート(集団としての性質)の把握」が可能になり、このデータを基に広告主と広告視認者のエンゲージメントを飛躍的に高めることができると期待しています。現在も屋外媒体では、最寄駅乗降者数など過去の曖昧なデータを使用している場合も多く、エビデンス主体のサービス提供に貢献できることを目指します。
今後は、他媒体や様々なプロモーションメディアでの活用も予定しています。
また、データを長期間蓄積することで、現状の把握だけでなく、再開発や社会情勢による「街の変化」も鮮明にデータに表れることが期待されることから、広告分野以外でのデータ利活用をオキシゼン社と共に検討して参ります。
■「OOH Analytics」について
媒体前往来者をAI画像解析でエッジ処理した計測データを基に、広告毎の「接触人数・性別・年代・視認態度(進行方向・滞留状況)」を可視化し、費用対効果を分析するサービスです。
※2022年4月サービス開始予定
■サーチについて
Providing valuable moments to people and the city
「人に、街に、価値ある瞬間をとどける。」
OOH広告を主軸に、人 - 街 - 企業とのより親和性の高いコミュニケーションを創造することを目指し、社会にとって価値のある情報を届けていきます。
<会社概要>
代 表 者:常田 修治
営業本部: 東京都中野区中野4-1-1 中野サンプラザ9F
設 立: 2004年3月17日
U R L:
https://searchnext.jp/
【本プレスリリースへのお問い合わせ先】
E-mail:infomail@searchnext.jp
TEL:03-6859-7456
■Oxyzen株式会社について
デジタルとの融合が加速するオフラインの社会現象を、テクノロジーとサイエンスの力で整理し、見出した価値で人々の日常をエンパワーメントします。
オフラインデータ(スマートフォンが発するSSID)を独自開発のWi-Fiセンサーで取得し、「Digital東京」を提供しています。
<会社概要>
代表取締役社長CEO 松井 康至
取締役副社長CFO 権 太龍
取締役CTO 森谷 武浩
本 社: 東京都港区東新橋2-12-1 PMO東新橋7F
設 立: 2015年3月10日
U R L:
https://oxyzen.io/