ビジネスの成長をサポートする柔軟性と透明性を備えたIaaSの導入がスタート
TD SYNNEX株式会社(本社:東京 代表取締役社長:國持重隆、以下「TD SYNNEX」)は、日本国内においてレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社(以下、「レノボ」)が展開するTruScaleの取り扱いを開始することをお知らせいたします。TruScaleは、ハイブリッドな職場・環境向けに設計されたインフラストラクチャー・アズ・ア・サービス(IaaS)であり、オフィス・ワークとテレワークを組み合わせたハイブリッド・ワークのトレンドに合った柔軟でカスタマイズ可能なソリューションを提供します。
■取り扱い開始の背景:
・コスト効率の追求
従来のITインフラの購入や維持には高い初期コストと運用コストがかかることが、IT環境の整備にとってネックとなっていました。そこで昨今では、従量課金制のサービスが注目されており、コストを効果的に抑えつつ、必要なリソースを柔軟に利用できることが重要となっています。
・柔軟性とスケーラビリティの要求
ビジネス環境は急速に変化しており、企業はスケーラブルなITインフラを必要としています。需要に合わせてリソースを調整できる柔軟性がIT導入の鍵となっています。
・テクノロジーの進化とアップグレード
テクノロジーは進化し続けており、古いハードウェアを常時アップグレードする必要があります。
・リモートワークとハイブリッドワークの増加
ワークスタイルの変化に伴い、リモートワークやハイブリッドワークが増えています。そこで、企業は従量課金制のサービスを導入することで、必要な場所やタイミングでリソースにアクセスすることがトレンドとなっています。
・持続可能性の重要性
温室効果ガスの削減は、持続可能な社会と環境を実現するために世界中の企業にとって重要な課題となっています。その中でも、カーボンオフセットは、企業の排出した温室効果ガスのうち、削減が難しい部分を排出権(クレジット)を購入して相殺する仕組みとして注目されています。企業は、環境への影響を最小限に抑えるため、持続可能なビジネスモデルに焦点を当てています。
企業や組織が効率的で柔軟なITインフラストラクチャーを構築し、ビジネスニーズに合わせてリソースを管理する必要性が高まっており、インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス(IaaS)が注目されています。そこで、Lenovo TruScaleのような従量課金制のITインフラサービスが、企業にとってより一層重要性を増していると考えられています。
■Truscaleについて:
・消費電力に基づく従量課金制インフラサービス
Lenovo TruScale Infrastructure as a Servicesは、ITインフラ(例:サーバー機)を従量課金制で利用できる革新的なサービスです。企業は、オンプレミス環境やデータセンターに必要なハードウェアを設置し、これを従量制で柔軟に利用が可能です。このハードウェアは、レノボが専門知識をもって設置と設定を行います。
本サービスの最大の特長は、使用量を計測する手段として、導入したハードウェアの消費電力を活用する点です。消費電力に基づくサブスクリプションベースの課金により、高額な初期投資なしで最新の機器を利用可能となります。ビジネスニーズに基づいて、必要な容量のみを段階的に追加することが可能です。
また、契約期間中はハードウェアのアップグレードも可能です。セットアップはレノボが行うため、ユーザー企業はITリソース導入の必要がありません。ベース・プログラム・コスト以外の最低契約容量が不要で、かつ従量課金の範囲を0%から100%までの価格レベルで自由に選択することができます。選択肢として、オンプレミス、クラウド、ハイブリッドクラウドから選択することが可能です。オンプレミスの場合、アプリケーション層以上のセキュリティポリシーはユーザーの管理下に置かれるため、セキュリティ上の不安を解消できます。
・レノボのCO2オフセットサービス
TruScaleは、バリューチェーン全体を通して廃棄物を最小限に抑えながら、テクノロジー機器とサービスをサブスクリプション、または「As-a-Service」方式で提供します。TruScaleは、企業が使用済みのIT機器を再利用およびリサイクルするのを支援し、循環経済を強化し、廃棄物を抑制します。
・レノボのCO2オフセットサービスの特徴
特徴1: 業界標準のPAIA方式による算出
Lenovoは、製品のライフサイクル毎での総CO2排出量(Product Carbon Footprint; PCF)を算出するために業界標準のPAIA方式を採用しています。
特徴2: 環境プロジェクトへの投資
レノボはパートナー企業を通じて、国連で承認されたプロジェクトを含む環境プロジェクトへの投資を行い、CO2排出量を削減し、持続的な社会の実現を支援しています。
特徴3: 手続きの簡便さ
お客さまは、購入製品に対してCO2オフセット権の電子証明書が発行されるため、手続きを気にすることなくCO2オフセットが完了します。製品の購入と同時にこの手続きが行われます。
■TD SYNNEX によるTruscale導入支援サービスの提供
・インフラ構築エンジニアの不足に悩む販売パートナー様やユーザー様のシステム導入を支援
TD SYNNEX では、最新テクノロジーを含めた最適なソリューションで販売パートナー様の提案を支援します。レノボ製品を総合的に取り扱う弊社が支援サービスを行うことで、ITエンジニア不足に悩む企業において課題となるITインフラサービスの導入案件を中心に、ITライフサイクル全体に対応する包括的なソリューションを提供いたします。
TD SYNNEX は、TruScaleを通じてお客さまのビジネスをサポートし、より効率的で柔軟なITインフラストラクチャーの構築を可能にします。
【TD SYNNEX株式会社 代表取締役社長 國持重隆 のコメント】
「レノボのTruScaleの取り扱い開始について、非常に嬉しく思います。近年、ビジネス環境においてITインフラのニーズが増大しており、TruScaleはそのニーズに柔軟に応えるソリューションです。TruScaleは、従量課金制を通じて、お客さまのビジネスに最適なITインフラを提供することで、コストを最適化しながらも必要なリソースを確保することが出来ます。また、CO2オフセットサービスにより、環境への配慮も行いつつ、持続可能なビジネス活動を推進するお手伝いが可能です。お客さまは効率的なITインフラを手軽に利用できるだけでなく、持続可能なビジネスを実現し、環境への配慮を行う一環として貢献できるでしょう。今後も顧客の皆様の成功に貢献できるよう努めて参ります。」
TD SYNNEX について
TD SYNNEX株式会社は、世界トップクラスのITディストリビューターである米国TD SYNNEX Corporationの日本法人です。世界100カ国、取引メーカー数1500社を超えるグローバルネットワークを強みに、従来の卸売ビジネスに加え、国内外の製品やサービスを組み合わせて、お客さまのビジネスの課題に最適なITソリューションを提供するソリューションアグリゲーターです。私たちはテクノロジーを通じ、日本のお客さまや地域社会に貢献してまいります。
(WEB)
https://www.synnex.co.jp/
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