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最終更新時刻:17時11分

第36回東京国際映画祭にて俳優 ペ・ドゥナ、水川あさみ、プロデューサー 鷲尾賀代を迎え、ケリング「ウーマン・イン・モーション」トークの開催決定

2023/10/07  株式会社 ケリングジャパン 



左から:水川あさみ、ペ・ドゥナ、鷲尾賀代

グローバル・ラグジュアリー・グループのケリングは、第36回東京国際映画祭公式プログラム「ウーマン・イン・モーション」トークを、俳優のペ・ドゥナ、水川あさみ、プロデューサーの鷲尾賀代を迎え、10月27日(金)にTOHOシネマズ 日比谷にて開催します。今回の「ウーマン・イン・モーション」トークでは、2018年のカンヌ国際映画祭のパルムドールをはじめ、国内外で数々の賞を受賞している映画監督・是枝裕和がオープニング・スピーチを行います。

韓国を代表する俳優の一人でもあるペ・ドゥナは、ハリウッドでも活躍する一方で、是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』(22年)や『空気人形』(09年)、山下敦弘監督の『リンダ リンダ リンダ』(05年)など日本人監督作品でも馴染みが深く、この度、待望の来日を果たします。

今、日本で最も注目される俳優の一人である水川あさみは、主演作『滑走路』(20年)や『喜劇 愛妻物語』(19年)が高い評価を受け、毎日映画コンクール女優主演賞、キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を受賞。2022年、短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」シーズン4の1作『おとこのことを』(22年)で監督業に進出し、その活動の場を広げています。

鷲尾賀代は、WOWOWにてチーフプロデューサーとして国際共同制作と洋画配給を担当。直近では、共同制作を手掛けた映画『私たちの声』(23年)が2023年の米・アカデミー賞歌曲賞にノミネートを果たしました。また、HBO Maxと共同制作した日本を舞台としたドラマシリーズ『TOKYO VICE』(22年~/マイケル・マンほか監督)にもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加。2021年3月には米・バラエティ誌の「世界のエンターテインメント界でインパクトを与えた女性」の一人に選ばれ、同年10月と2022年10月には、2年連続で米・ハリウッド・リポーター誌の「全世界のエンターテインメント業界で最もパワフルな女性20人」に選出されました。

この才能あふれる3人のアイコンが韓国、日本、米国の映画業界における女性を取り巻く環境、そしてその課題と未来について、独自の視点から語ります。

2015年、ケリングはカンヌ国際映画祭にて、カメラの前と後ろで活躍する女性たちに光を当てることを目的に、同映画祭公式プログラム「ウーマン・イン・モーション」を発足しました。以来、本プログラムは写真をはじめ、アート、デザイン、音楽などの分野にも活動の幅を広げ、様々なゲストが異なる立場から女性を取り巻く環境について意見を交換する機会となっています。

東京国際映画祭における「ウーマン・イン・モーション」トークは3回目の開催となります。2019年に開催した第1回目では俳優の寺島しのぶ、写真家・映画監督の蜷川実花、アーティストのスプツニ子!、2022年に開催した第2回目では是枝裕和監督、俳優の松岡茉優が登壇しました。

東京国際映画祭公式プログラム
TIFFスペシャルトークセッション ケリング「ウーマン・イン・モーション」
登壇予定者:ペ・ドゥナ(俳優)、水川あさみ(俳優)、鷲尾賀代(プロデューサー)/ 是枝裕和(映画監督)
ファシリテーター:立田敦子(映画評論家)
日時:2023年10月27日(金)10:30開場、11:00開演、12:15終了(予定)
場所:TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン5
言語:日本語、韓国語(日韓英 同時通訳あり) 
入場料:無料
申込方法:映画祭公式サイト(https://2023.tiff-jp.net/news/ja/?p=61643
募集人数:80名 ※ご応募多数の場合には抽選となります。10月6日(金)より申込開始

ペ・ドゥナ(俳優)
1979年、韓国・ソウル特別市出身。漢陽大学演劇映画科卒。舞台俳優の母キム・ファヨンの影響を受け、幼い頃から演技に興味を持つ。モデルなどを経て、1999年、日本映画『リング』の韓国リメイク『リング・ウィルス』で“貞子役”にあたるパク・ウンソを演じ映画デビューを果たし、ポン・ジュノ監督の長編デビュー作『ほえる犬は噛まない』(00年)でブレイク。百想芸術大賞主演女優賞を受賞した『子猫をお願い』(01年)、パク・チャヌク監督の『復讐者に憐れみを』(03年)、ポン・ジュノ監督の『グエムル -漢江の怪物-』(06年)など国内で着実にキャリアを積む一方、ウォシャウスキー姉妹が手掛けた『クラウド アトラス』(12年)、『ジュピター』(15年)などでハリウッドにも進出。また、山下敦弘監督の『リンダ リンダ リンダ』(05年)、是枝裕和監督の『空気人形』(09年)、『ベイビー・ブローカー』(22年)など日本人監督の作品でも馴染み深い。正義感の強い刑事を演じて注目された『私の少女』(14年)のチョン・ジュリ監督と2度目のタッグとなる『あしたの少女』(22年)がこの8月に日本公開された。

水川あさみ(俳優)
1983年、大阪府出身。15歳で『劇場版 金田一少年の事件簿 上海人魚伝説』(97年)でスクリーンデビュー。主演作『滑走路』(20年)や『喜劇 愛妻物語』(19年)が高い評価を受け、第94回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞、第75回毎日映画コンクール女優主演賞など数々の映画賞を受賞。2022年、短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」シーズン4の1作『おとこのことを』(22年)で監督業に進出した。2023年は、9月29日より公開中の『沈黙の艦隊』、10月27日公開の『唄う六人の女』など話題作が続く。エグゼクティブ・プロデューサーを河瀬直美が務めた、村瀬大智監督の『霧の淵』が公開待機中。11月3日より倉持裕演出の舞台『リムジン』、2024年2月23日よりケラリーノ・サンドロヴィッチ演出の舞台『骨と軽蔑』が上演予定。

鷲尾賀代(プロデューサー)
兵庫県出身。青山学院大学卒業後、新卒社員としてWOWOWに入社し、営業部に配属。映画部へ異動後は、日本語吹替制作、オリジナル番組制作、放送権購入に従事。2011年に米・ロサンゼルス事務所を開所、代表駐在員として赴任。メジャースタジオを含む契約交渉と、国際共同制作を手がける。共同制作作品にはマーティン・スコセッシ監督の『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦』(14年)やロバート・レッドフォードとヴィム・ヴェンダースら監督による6部構成のテレビシリーズ『もしも建物が話せたら』(14年)などを含む。また、HBO Maxとの共同制作による日本を舞台としたドラマシリーズ『TOKYO VICE』(22年~/マイケル・マンほか監督)にもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加。共同制作映画『私たちの声』は2022年の米・アカデミー賞歌曲賞にノミネートを果たした。
2021年10月に日本に帰任、現在はエンターテインメント事業部のチーフプロデューサーとして国際共同制作と洋画配給を担当。2021年3月には米・バラエティ誌による「世界のエンターテインメント業界でインパクトを与えた女性」の一人に選ばれ、同年10月と2022年10月には、2年連続で米・ハリウッド・リポーター誌の「全世界のエンターテインメント業界で最もパワフルな女性20人」にも選出。全米製作者組合(PGA)会員。

ウーマン・イン・モーションについて
ケリングは、女性に対するコミットメントや取り組みを、グループの優先事項の中心の一つに据えています。クリエイティビティこそが変革を生み出す最も強い力の一つであるものの、依然として男女間の不平等が顕著な芸術や文化の世界に「ウーマン・イン・モーション」プログラムは取り組んでいます。2015年、ケリングはカンヌ国際映画祭にて、カメラの前と後ろで活躍する女性たちに光を当てることを目的とし、「ウーマン・イン・モーション」を発足しました。以来、このプログラムは写真を始め、アート、デザイン、音楽、ダンスの分野にも活動の幅を広げています。「ウーマン・イン・モーション」アワードは、各分野で活躍する、インスピレーションを与えた人物や新たな女性の才能を表彰しています。また、トークイベントやポッドキャストでは、著名人がそれぞれの職業における女性の立場について意見を交換する機会を提供しています。過去9年間、「ウーマン・イン・モーション」は女性を取り巻く環境に対する考えを深め、あらゆる芸術分野における女性の貢献をより高く評価する場を提供してきました。

東京国際映画祭 (TIFF)について
第36 回を迎える東京国際映画祭(以下 TIFF)は日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭です。1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生したTIFF は、日本及びアジアの映画産業、文化振興に大きな足跡を残し、アジア最大級の国際映画祭へと成長しました。いまや最も熱気溢れるアジア映画の最大級の拠点である東京に世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能とその感動に出会い、交流する場を提供しています。また、TIFFは世界の映画業界の男女平等を推進する国際的な活動「Collectif 50/50」に賛同し、2021年にアジアの映画祭として初めてこれに署名しました。

ケリングについて
ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー製品を扱うメゾンおよびケリング アイウエア、ケリング ボーテを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドは、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン、ジノリ1735。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」(“Empowering Imagination”)というケリングのシグネチャーに込められています。

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