B2BCH_ONE
B2BCH_TWO
最終更新時刻:17時11分

位置情報ビックデータを高度分析するLocationMind株式会社に出資(ニュースレター)

2024/09/13  大和ハウス工業 株式会社 

位置情報と高度分析技術を活用した付加価値の高い不動産開発

 大和ハウスグループの大和ハウスベンチャーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:鈴木哲雄、以下「大和ハウスベンチャーズ」)は、2024年8月30日、大和ハウスグループ共創共生1号投資事業有限責任組合(※1)(以下「シナジーファンド」)からLocationMind(ロケーションマインド)株式会社(本社:東京都千代田区、代表:桐谷直毅、以下「LocationMind」)へ出資しました。 ※1.大和ハウスベンチャーズが運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド。



 LocationMindは、位置情報にまつわるAI事業と宇宙事業を展開する東京大学発のスタートアップ企業です。AI事業では自動車や船舶のGPSデータや、衛星から撮影した画像や動画などの位置情報ビックデータからの高度な分析を提供しています。宇宙事業では、不正のない位置情報を提供できるよう測位衛星システム(※2)における同社特許技術である「信号認証」(※3)を用いたGNSS(※4)セキュリティサービスを提供しています。本サービスは日本の準天頂衛星システム「みちびき」にも採用されています。こうしたLocationMindの技術は海外でも高く評価され、既に複数の実績があります。
 今後、大和ハウスグループは全国で培ってきたネットワークによる土地情報とLocationMindの測位衛星データやAI分析技術を掛け合わせることにより、国内外において付加価値の高い土地活用提案と街づくりに役立てていきます。
※2. 人工衛星を利用して地上の現在位置を計測するためのシステムのこと。
※3. 受信機で受信した信号が対象の測位衛星から送信された信号であるかを確認できる技術。
※4.「Global Navigation Satellite System」の略称で「全球測位衛星システム」と呼ばれ、衛星測位システムの総称。


■シナジーファンドの概要
 「シナジーファンド」は、大和ハウス工業株式会社の創業100周年となる2055年の“将来の夢”(パーパス)の実現に向けて、大和ハウスベンチャーズと大和ハウスグループ投資事業有限責任組合が設立しました。従業員の提案力や生産性向上など、大和ハウスグループの既存事業強化につながるスタートアップへの出資や協業などを目的としています。

所在地:東京都千代田区飯田橋3丁目13-1
ファンド総額:50億円(キャピタルコール方式)
運用会社:大和ハウスベンチャーズ株式会社(自社運営)
出資関係:大和ハウスベンチャーズ株式会社(自社運営)大和ハウスグループ投資事業有限責任組合(99%)
大和ハウスベンチャーズ株式会社(1%)
ホームページ:https://www.dhgfuturefund.co.jp/synergy-fund/

■会社概要
1.大和ハウスベンチャーズ株式会社
会社名:大和ハウスベンチャーズ株式会社
本社所在地:東京都千代田区飯田橋3丁目13-1
代表者の役職・氏名:代表取締役 鈴木 哲雄
設立:2023年11月
主な事業内容:CVCファンドの運営、スタートアップ支援及び協業促進
 上記活動と連携する事業開発の推進
ホームページ:https://www.daiwahouseventures.co.jp/

2.LocationMind株式会社
会社名:LocationMind株式会社
本社所在地:東京都千代田区神田司町2-8-1
代表者の役職・氏名:代表取締役CEO 桐谷 直毅
設立:2019年2月
資本金:563,736千円(2024年9月1日時点)
従業員数:65名(2024年9月1日時点)
主な事業内容:
 (1)GPS等の測位信号自体にセキュリティ施策を付与する特許技術の開発・提供
 (2)人流ビッグデータの処理及び人流データの可視化・分析、AIを活用した人流予測サービスの展開
ホームページ:https://locationmind.com/







他の画像

関連業界