MNインターファッション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉本一心)と株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石川あゆみ)が運営する若者マーケティング研究機関『SHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキュウラボ)』がSDGsをテーマに発足した共同プロジェクトである「SHIBUYA109 lab. EYEZ(シブヤイチマルキュウラボアイズ)」は、2024年4月12日に共同セミナー「Z世代とSDGs」を開催しました。
本イベントでは、Z世代の社会課題との向き合い方や、「SHIBUYA109 lab. EYEZ」としての3年間にわたる活動事例をわかりやすく紹介。EYEZで実際に活動してきたZ世代のメンバーも登壇し、これまでの活動を振り返りました。
【登壇者】
長田麻衣氏:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント SHIBUYA109 lab.所長
米崎尊路氏:MNインターファッション株式会社 企画開発部部長 兼 マーケティング課課長
「SHIBUYA109 lab. EYEZ」学生メンバー3名
■Z世代にとっての「SDGs」とは?
・7割以上がアクションを起こしているも、まだまだ…と謙遜する世代!?
SHIBUYA109 lab.が実施したZ世代(15歳~24歳)の男女400名を対象としたSDGsに関する意識調査では、56.8%が「社会的課題解決(※)に関心がある」と答えるものの、90.3%が行動に移せていないと回答。一方で7割以上が「(SDGsや社会課題解決の手段として)なんらかのアクションを起こしたことがある」と回答した。※社会的課題解決とは…環境、人種差別、性差別(ジェンダー平等)、貧困、戦争・紛争、働き方の問題などの解決を指す。
意識調査データ:
https://shibuya109lab.jp/article/220920.html
「エコバッグやマイボトルを使う、などは意識しなくても自然と行動できているのでは。また“私なんてまだまだ、大したことはしてないです…”と謙遜している子が多いのも今の若者の実態」と長田氏。
・サステナブルな商品やサービスにはポジティブな印象。一方で高価格なイメージも。
同調査において、SDGsや社会課題に取り組む商品やサービスを取り扱う企業に対して、約7割がポジティブな印象を受けると回答。また何らかの工夫やメリットがあれば、約8割が商品を買うと回答。「可愛いと思ったものがたまたまサステナブルだった、という商品の作り方が大事になってくるのでは」と長田氏。
■Z世代との取組実例紹介
1. 若者との共創ワークショップ・イベント事例
・「EYEZ ROOM」:毎回異なるテーマに沿ったディスカッションやワーク、登壇者へのQ&Aを通じ、
「社会課題に対して向き合うスタンス」と「具体的なアクション」を考えるイベント。
SHIBUYA109渋谷店館内で、SHIBUYA109 lab. EYEZ4期期間中、月1回実施。
参照リンク:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000242.000033586.html
2. 商品企画事例
・環境にやさしいバナナクロスを使用したトートバッグ、ソックスの製作・販売
3. デジタルコンテンツ制作
・WEGO様との取組、公式SNSでの情報発信など。
取組実績:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000033586.html
■学生のリアルな声を紹介!
SHIBUYA109 lab. EYEZ学生メンバー3名(写真右)。
イベント後半ではEYEZで活動する学生メンバー3名も参加しディスカッション。EYEZでの活動を振り返りました。
―EYEZの活動で印象に残っていることは?
「デジタルコンテンツの制作。ショート動画などに反響がもらえて嬉しかった。EYEZに興味がある周りの子に、カジュアルにシェアできた」(まいか)
「普段接する機会のない企業の方とSDGsの様々な取組に関してお話できたこと。企業が抱える課題と対策について具体的に教えていただき、将来の自分に置き換えてやりたいことを考えるきっかけになった。」(ゆうか)
「色々な商品を実際に手に取って試せたこと。ヴィーガンフードってこんなに食べ応えあるんだ…とか。企業の方が意見を求めてくれるのが嬉しかった」(まいみ)
―活動前後での変化は?
「活動前は、意識の高い子が集まっているのかな?と思っていたけれど、素直な気持ちを思ったままに伝えられる場所だと思った。デジタルコンテンツもこういう風に作っているよ、と気軽に話せるようになった」(まいか)
「以前はSNSを発信するのも怖さがあったけれど、活動を通して定例会での学びをアウトプットする手段として、もっと情報発信をしていきたいと思えるようになった」(ゆうか)
「EYEZに参加することで社会課題を解決するためのアクションを何かしなきゃ、と思うようになったSDGsについて発信している企業のサイトにアクセスすることも習慣になった」(まいみ)
■2024年11月、SHIBUYA109渋谷店にてPOPUPを開催予定!
SHIBUYA109 lab. EYEZの2024年度の活動として、SHIBUYA109渋谷店にてサステナブルに配慮した商品をテーマにしたPOPUPイベントを開催いたします。イベントを通して、「Z世代にはどんな商品が受け入れられるのか?」「ヤングゾーンのブランドを立ち上げる前にテストセールスを行ってみたい」「将来的な顧客獲得のために、Z世代の認知を得たい」など、テストマーケティングの機会としても活用いただけます。
また会期中はCFD(東京ファッションデザイナー協議会)所属のブランド様にも出展いただく予定です。
【POP UPショップ概要】
日程:2024年秋頃(11月中旬頃)を予定
開催場所:SHIBUYA109渋谷店
■SHIBUYA109 lab. EYEZについて
第4期の活動詳細:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000242.000033586.html
Instagram URL:
https://www.instagram.com/shibuya109lab.eyez/
TikTok URL :
https://www.tiktok.com/@shibuya109lab.eyez
【株式会社SHIBUYA109エンタテイメント概要】
SHIBUYA109渋谷店(東京都・渋谷区)を中心とした3つの施設を展開。「Making You SHINE!-新しい世代の“今”を輝かせ、夢や願いを叶える-」の企業理念を掲げ、これからを担う新しい世代の今を輝かせ、夢や願いを叶えるため、商業施設運営に留まらないエンタテイメント事業展開を行っています。
商号:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント
設立:2017年4月3日
代表者:代表取締役社長 石川 あゆみ
本社:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-10-7
電話番号:03-3477-6722
URL :
https://www.shibuya109.co.jp/
【MNインターファッション株式会社概要】
日鉄物産株式会社の繊維事業と三井物産アイ・ファッション株式会社との事業統合により、2022年1月1日に誕生しました。
商号:MNインターファッション株式会社 MN Inter-Fashion Ltd.
設立:2022年1月1日
代表者:代表取締役社長 吉本一心
本社:〒107-0051 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 赤坂Kタワー
電話番号:03-6771-9760
FAX :03-6771-9761
事業概要 :機能資材、機能テキスタイル、産業資材並びにアパレル・服飾雑貨製品、ホームファッション等の調達・販売、ブランドマーケティング、その他繊維・ファッション関連事業
URL:
https://mn-interfashion.com/
【CFD TOKYO】
日本で唯一のファッションデザイナーの団体です。ファッションデザインの分野で、企業・政府・自治体・団体・ファッションの専門家などと連携し、日本のファッションデザインとビジネスの発展、新人の育成、社会への貢献を進めています。
商号:一般社団法人 東京ファッションデザイナー協議会
設立:1985年7月
代表者:代表理事・議長 久保雅裕
本社:〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷3-4-9 (株)ヒロココシノ内
URL :
https://cfd.or.jp/