B2BCH_ONE
B2BCH_TWO
最終更新時刻:17時11分

食に関する志向 物価上昇が続き「経済性志向」が3半期連続40%超え ~消費者の96.9%が「値上げを実感」~ <消費者動向調査(2024年7月調査)>

2024/09/12  株式会社 日本政策金融公庫 

2 024 年 9 月 12 日
株式会社日本政策金融公庫

食に関する志向 物価上昇が続き「経済性志向」が3半期連続40%超え
~消費者の96.9%が「値上げを実感」~
< 消費者動向調査(令和6年7月調査)>


日本政策金融公庫(略称:日本公庫)農林水産事業は、「消費者動向調査(令和6年7月調査)」を実施しました。食に関する志向のほか、国産品・輸入品に対する価格イメージ、食料品の値上げに伴う消費行動の変化について調査結果を紹介します。

調査結果のポイントは以下のとおりです。

【食に関する志向】

○ 食に関する志向は、令和6年1月調査に引き続き「経済性志向」「健康志向」「簡便化志向」が3大志向となりました。

○ 「経済性志向」(44.2%、前回比+3.4ポイント)は、調査を開始した平成20年以降で最高となりました。3半期連続で40%を超え、高い水準を維持しています。

○ 「経済性志向」を選んだ理由は「物価が上昇しているためお金をかけられないから」(44.6%)がすべての年代で最も高くなりました。

○ 「健康志向」(43.2%、同▲2.5ポイント)「簡便化志向」(35.5%、同▲2.7ポイント)は低下しました。

【国産品・輸入品に対する価格イメージ】

○ 国産品、輸入品の価格に対するイメージを品目別に尋ねたところ、国産品が「高いと感じる」と回答した割合が最も高かった品目は「牛肉」(71.0%)で、次いで「果物」(62.7%)、「魚介類」(52.1%)となりました。

○ 輸入品が「安いと感じる」と回答した割合が最も高かった品目は「鶏肉」(45.3%)で、次いで「豚肉」(40.0%)、「牛肉」(37.9%)となりました。

【食料品の値上げに伴う消費行動の変化】

○ 普段購入している生鮮食品や加工食品等について、ここ1年ほどの間に「値上げを実感している」と回答した割合は96.9%、このうち、65.9%は値上げを受けて「消費行動は変化した」と回答しました。

○ 食料品の値上げに伴う消費行動の変化として、「安い価格帯の商品に変えたものがある」(64.9%)が最も高く、次いで「購入量を減らしたものがある」(56.3%)、「まとめ買いなど割安になる分量で購入することにしたものがある」(42.7%)の順となりました。

○「安い価格帯の商品」に変えた品目は「パン」(37.2%)が最も高く、「購入量を減らした」品目は「牛肉」(53.3%)が最も高くなりました。

■詳細は、添付のレポートをご参照ください。

<お問い合わせ先>
日本政策金融公庫 農林水産事業本部 情報企画部(担当:黒川、垣尾) TEL: 03-3270-5585
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー

消費者動向調査(令和6年7⽉)〜目次
Ⅰ.食に関する志向P 3〜14
Ⅱ.国産品かどうかを気にかけるかP15〜17
Ⅲ.国産食品の輸⼊食品に対する価格許容度P18
Ⅳ.食料品の値上げに伴う消費⾏動の変化P19〜24
2024年9⽉12日
日本政策⾦融公庫
農林⽔産事業本部
情報企画部

1
○調査概要
• 調査時期︓令和6年7⽉
• 調査⽅法︓インターネット調査
• 調査対象︓全国の20歳代〜70歳代の男⼥2,000⼈(男⼥各1,000⼈)
※インターネット調査であるため、回答者はインターネット
利⽤者に限られる。
<お問い合わせ先>
日本政策⾦融公庫農林⽔産事業本部情報企画部(担当︓⿊川、垣尾)TEL︓03-3270-5585
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー

2
36.1
42.1
33.8
19.4
11.6
18.7
15.8
9.6
7.5
2.9 2.7
38.3
39.8
35.2
17.7
12.8
17.3 16.5
7.9 7.8
4.2 2.9
42.5 42.3
35.9
16.7
14.0
16.8
12.8
8.6
4.8 4.3
1.6
40.8
45.7
38.2
16.7 14.6 13.4
11.2
9.8
5.4
2.9
1.6
44.2 43.2
35.5
17.7
15.4 14.9
12.3
7.5 5.4
2.7 1.4
0%
10%
20%
30%
40%
50%
経済性志向健康志向簡便化志向安全志向美食志向手作り志向国産志向ダイエット志向地元産志向外食志向高級志向
R4/7 R5/1 R5/7 R6/1 R6/7
・現在の食の3大志向は、前回までの調査と同じく「経済性志向」「健康志向」「簡便化志向」となった。
・3大志向の動きは「経済性志向」(44.2%、前回比+3.4ポイント)が上昇し、平成20年の調査開始以来最
高となった。「健康志向」(43.2%、同▲2.5ポイント)、「簡便化志向」(35.5%、同▲2.7ポイント)は低下し
た。
・3大志向以外では「美食志向」(15.4%、同+0.8ポイント)が4半期連続で上昇した。
3
(上位2つを回答)
定義食の志向
食費を節約したい経済性志向
健康に配慮したい健康志向
料理や後⽚付けの手間・時間を省きたい簡便化志向
食の安全に配慮したい安全志向
味のおいしいものを追求したい美食志向
食材にこだわった手作りの食をとりたい手作り志向
原材料など国産品にこだわりたい国産志向
できるだけカロリーの少ないものをとりたいダイエット志向
原材料など地元産にこだわりたい地元産志向
家ではなくて外でとりたい外食志向
高価なものをとりたい高級志向
Ⅰ. 食に関する志向(食の志向)
Ⅰ. 食に関する志向(3大志向、平成20年12⽉調査からの推移)
・「経済性志向」(44.2%)は、 令和5年7⽉調査以降、40%超えの高⽔準を維持している。今回調査では、
リーマンショック後の不況により消費者の節約意識が高まった平成22年1⽉調査を上回り、平成20年の調査開始
以来最高となった。
健康志向
50%
40%
30%
20%
10%
44.2
42.5
40.8
43.2
35.5
0%
43.2
経済性志向
簡便化志向
4
58.6
27.0
42.8
45.0
33.8
42.8
51.3
37.9
41.5
52.5
36.6
43.7
51.2
36.3
46.1
54.0
33.0
48.1 47.3
34.2
43.0
46.5
40.1
41.2
49.6
37.1 37.6
42.6
41.5
38.6
44.4 44.4
40.2
46.9
38.5 39.0
34.7
52.1
27.9
35.9
53.4
35.9
40.4
49.7
31.4
23.1
59.3
20.5
23.1
63.0
24.5
25.5
61.5
17.8
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
経済性志向健康志向簡便化志向
20代30代40代50代60代70代
・「経済性志向」は20代(前回比+6.3ポイント)をはじめ、すべての年代で前回から上昇した。
・「健康志向」は20代(同+4.1ポイント)は上昇したが、30代以上は前回から低下した。
・「簡便化志向」は30代(同+2.0ポイント)は上昇したが、その他の年代は前回から低下した。
5
Ⅰ.食に関する志向(3大志向、年代別)
ドット︓R5.7⽉調査
斜線︓R6.1⽉調査
塗りつぶし︓今回調査
・「経済性志向」を選んだ理由は「物価が上昇しているため、お⾦をかけられないから」(44.6%)がすべての年代で最
も高く、次いで「コストパフォーマンスを意識し、他の好きなことにお⾦を使いたいから」(14.0%)、「将来や⽼後のた
めに、お⾦をかけず貯蓄を増やしたいから」(13.0%)の順となった。
・年代別では、20代の「コストパフォーマンスを意識し、他の好きなことにお⾦を使いたいから」(26.8%)と回答した割
合が他の年代と比較して高くなった。
6
Ⅰ.食に関する志向(経済性志向を選んだ理由)
44.6
39.4
42.0
50.0
45.9
42.3
46.7
14.0
26.8
12.1
13.7
12.6
8.5
8.9
13.0
13.4
17.8
13.7
10.9
12.3
7.8
10.1
10.6
7.6
9.9
9.8
10.8
13.3
9.5
4.2
8.3
6.6
10.9
15.4
14.4
5.2
4.9
8.9
2.7
5.5
4.6
4.4
3.4
0.7
2.5
3.3
4.4
5.4
4.4
0.2
0.6
0.8
全体
20代
30代
40代
50代
60代
70代
物価が上昇しているため、お⾦をかけられないから
コストパフォーマンスを意識し、他の好きなことにお⾦を使いたいから
将来や⽼後のために、お⾦をかけず貯蓄を増やしたいから
食へのこだわりがあまりなく、安価なもので構わないから
お⾦をかけなくても、美味しいものが食べられるから
節約することが好きだから
可処分所得が減少したため、以前よりも食費を減らす必要があるから
その他
(単一回答/「経済性志向」と回答した⽅、%)
・「経済性志向」の⾏動は「できるだけ安い商品を選んで購⼊」(73.4%)がすべての年代で最も高く、次いで「ポイ
ントカード等を活⽤し、安く購⼊」(56.6%)、「必要以上の商品を購⼊しない」(43.4%)の順となった。
・年代別では、「ポイントカード等を活⽤」は50代以下で50%を超え、「必要以上の商品を購⼊しない」は60代以上で
50%を超える結果となった。
7
Ⅰ.食に関する志向(経済性志向の⾏動)
(3つまで選択/「経済性志向」と回答した⽅、%)

































































































調



















使

















全体73.4 56.6 43.4 30.7 26.9 8.6 4.8 3.4 0.7
20代73.9 60.6 37.3 27.5 25.4 8.5 2.1 4.9 0.7
30代73.2 65.0 34.4 38.9 21.0 5.7 3.8 1.9 1.3
40代72.0 54.4 42.3 31.9 26.4 7.1 4.4 3.8 0.0
50代76.5 57.4 38.3 30.6 26.8 10.4 6.6 3.3 0.5
60代73.1 49.2 56.9 25.4 33.1 7.7 6.2 3.1 0.8
70代70.0 48.9 62.2 26.7 32.2 14.4 5.6 3.3 1.1
・「健康志向」を選んだ理由は「自身や家族の健康状態に改善すべきところがあるから」(25.7%)が最も高く、次い
で「健康でいることが最も経済的だから」(22.6%)、「既に健康的な状態であり、今後も健康を維持したいから」
(22.5%)の順となった。
・年代別では、20代は「今後も健康を維持したいから」、30代は「今よりもっと健康的な状態になりたいから」、40〜60
代は「健康状態に改善すべきところがあるから」、70代は「健康でいることが最も経済的だから」と「今後も健康を維持
したいから」が最も高くなり、年代ごとに異なる結果となった。
8
Ⅰ.食に関する志向(健康志向を選んだ理由)
25.7
16.2
21.9
28.7
32.7
26.9
24.4
22.6
17.1
14.6
20.6
25.3
25.0
26.3
22.5
24.8
21.9
25.7
16.0
19.4
26.3
19.6
20.0
27.1
16.9
16.7
20.6
18.9
3.9
9.5
6.3
3.7
4.0
2.5
1.4
3.4
9.5
7.3
2.2
2.0
3.1
0.5
2.1
2.9
2.2
3.3
1.9
1.8
0.3
1.0
0.6
0.5
全体
20代
30代
40代
50代
60代
70代
自身や家族の健康状態に改善すべきところがあるから
健康でいることが最も経済的だから
既に健康的な状態であり、今後も健康を維持したいから
自身や家族の健康状態に問題はないが、今よりもっと健康的な状態になりたいから
スポーツや身体づくりを楽しみたいから
忙しい、よく眠れないなど、食⽣活以外で不健康な状態なので、食⽣活は健康でありたいから
健康に良いもののほうが美味しいから
その他(単一回答/「健康志向」と回答した⽅、%)
・「健康志向」の⾏動は「野菜を多く食べる」(65.2%)が最も高く、次いで「バランスよく食べる」(56.9%)、「塩
分を減らす」(31.3%)の順となった。
・年代別では、20代は「バランスよく食べる」が最も高く、その他の世代では「野菜を多く食べる」が最も高くなった。
・また、「塩分を減らす」はおおむね年代が高くなるほど割合が高くなった。
9
Ⅰ.食に関する志向(健康志向の⾏動)
(3つまで選択/「健康志向」と回答した⽅、%)















































































































































全体65.2 56.9 31.3 27.5 20.1 13.8 10.9 9.3 6.1 5.9 3.4 2.8 3.9 0.5
20代53.3 57.1 16.2 37.1 21.0 9.5 10.5 11.4 9.5 4.8 2.9 5.7 3.8 0.0
30代62.5 49.0 22.9 26.0 19.8 3.1 9.4 13.5 9.4 4.2 9.4 3.1 6.3 3.1
40代60.3 55.9 22.8 29.4 21.3 15.4 7.4 8.8 5.1 5.1 0.0 3.7 8.1 0.0
50代72.7 50.7 27.3 26.0 18.0 14.7 15.3 10.0 6.7 6.0 2.7 2.7 2.0 0.0
60代71.9 60.0 39.4 26.3 18.1 13.1 10.6 9.4 4.4 6.9 6.3 1.3 1.9 0.6
70代65.0 63.1 44.2 24.4 22.1 19.4 11.1 6.0 4.6 6.9 1.4 1.8 3.2 0.0
39.2
32.2
36.4
40.6
37.5
47.5
46.0
19.0
20.0
30.0
20.3
19.1
8.9
6.3
16.4
27.0
14.3
15.9
16.4
12.9
7.9
8.0
6.1
9.3
8.7
5.9
9.9
9.5
7.8
7.8
5.7
5.1
9.2
10.9
9.5
7.5
5.2
3.6
6.5
9.2
7.9
17.5
2.0
0.9
0.7
2.9
2.6
2.0
3.2
0.1
0.9
全体
20代
30代
40代
50代
60代
70代
調理・⽚付けなどが⾯倒に感じるため、楽に済ませたいから
仕事や他の家事、育児や介護などで時間がかけられないため、楽に済ませたいから
タイムパフォーマンスを意識し、他の好きなことに時間を使いたいから
料理が得意ではないため、楽なものを選びたいから
食へのこだわりがあまりなく、簡単なもので十分満足できるから
簡単に済ますことが節約になるから
身体の状態から調理が難しく、楽なものを選びたいから
その他
・「簡便化志向」を選んだ理由は「調理・⽚付けなどが⾯倒に感じるため、楽に済ませたいから」(39.2%)がすべての
年代で最も高く、次いで「仕事や他の家事、育児や介護などで時間がかけられないため、楽に済ませたいから」
(19.0%)、「タイムパフォーマンスを意識し、他の好きなことに時間を使いたいから」(16.4%)の順となった。
・年代別では、20代の「タイムパフォーマンスを意識し、他の好きなことに時間を使いたいから」、30代の「仕事や他の家
事、育児や介護などで時間がかけられないため、楽に済ませたいから」、70代の「簡単に済ますことが節約になるから」
が他の年代と比較して高くなった。
10
Ⅰ.食に関する志向(簡便化志向を選んだ理由)
(単一回答/「簡便化志向」と回答した⽅、%)
・「簡便化志向」の⾏動は「冷凍食品を活⽤」(43.9%)がすべての年代で最も高く、次いで「品数・材料を少なくす
る」(30.5%)、「カット野菜、カットフルーツなどを活⽤」(28.6%)となった。
・年代別では、2番目に多い⾏動は20、30、60代は「品数・材料を少なくする」、40、50代は「カット野菜、カットフ
ルーツなどを活⽤」、70代は「レトルト食品・缶詰・瓶詰を活⽤」となった。
・また、「レトルト食品・缶詰・瓶詰を活⽤」は、年代が高くなるほど割合が高くなった。
11
Ⅰ.食に関する志向(簡便化志向の⾏動)
(3つまで選択/「簡便化志向」と回答した⽅、%)












































調
































調












































調




















全体43.9 30.5 28.6 27.2 26.5 13.0 5.1 4.2 3.8 18.8 2.5
20代34.8 32.2 20.9 30.4 18.3 8.7 4.3 4.3 4.3 20.0 1.7
30代44.3 31.4 25.0 23.6 25.7 11.4 5.0 2.9 7.9 20.0 3.6
40代41.3 31.9 34.1 27.5 26.1 14.5 4.3 4.3 4.3 15.9 2.2
50代44.7 25.0 36.2 27.6 27.6 14.5 3.9 3.9 1.3 20.4 2.6
60代49.5 33.7 28.7 32.7 31.7 14.9 5.0 5.9 1.0 17.8 1.0
70代54.0 30.2 20.6 19.0 33.3 14.3 11.1 4.8 3.2 17.5 4.8
64.5
70.0
78.0
69.2
50.0
67.4
45.7
8.8
8.3
4.0
6.2
5.6
9.3
25.7
6.2
1.7
2.0
4.6
7.4
9.3
17.1
6.2
3.3
2.0
6.2
14.8
2.3
8.6
5.2
1.7
2.0
6.2
11.1
9.3
4.6
8.3
6.0
4.6
3.7
2.9
4.6
6.7
6.0
3.1
7.4
2.3
全体
20代
30代
40代
50代
60代
70代
美味しいものを食べることが喜びにつながるから
美味しいものを食べることが健康につながるから
食事の量は少なくてよいので、代わりに美味しいものを食べたいから
節約しようとしても出費は抑えられないので、どうせお⾦がかかるならできるだけ美味しいものを選んで食べたいから
普段は節約しているので、ハレの日に美味しいものを食べたいから
美味しいものや美味しい店をたくさん知りたいから
お⾦のことはあまり気にせず、できるだけ美味しいものを選んで食べたいから
・「美食志向」を選んだ理由は「美味しいものを食べることが喜びにつながるから」(64.5%)がすべての年代で最も高く、
次いで「美味しいものを食べることが健康につながるから」(8.8%)となった。
・年代別では、70代の「美味しいものを食べることが健康につながるから」「食事の量は少なくてよいので、代わりに美味
しいものを食べたいから」が他の年代と比較して高くなった。
12
Ⅰ.食に関する志向(美食志向を選んだ理由)
(単一回答/「美食志向」と回答した⽅、%)
・「美食志向」の⾏動は、「おいしい飲食店の情報をチェック」(43.3%)が最も高く、次いで「旬の食べ物を買う」
(39.1%)、「食べたいものについて、家族や友⼈と一緒に選ぶ」(29.6%)となった。
・年代別では、20〜50代は「飲食店の情報をチェック」が最も高く、60、70代は「旬の食べ物を買う」が最も高くなった。
「旬の食べ物を買う」は年代が高くなるほど割合が高くなった。
・また、30代の「日常の食事とハレの日の食事でメリハリをつける」、70代の「好きな食材や料理を多く買う」「こだわりを
もって作られた食材や料理を多く買う」が他の年代と比較して高くなった。
13
Ⅰ.食に関する志向(美食志向の⾏動)
(3つまで選択/「美食志向」と回答した⽅、%)












ェッ













































































ェッ
















































全体43.3 39.1 29.6 27.0 23.1 20.2 19.2 8.5 13.0 0.3
20代46.7 25.0 26.7 33.3 13.3 20.0 11.7 5.0 23.3 0.0
30代46.0 26.0 34.0 26.0 36.0 24.0 24.0 6.0 8.0 0.0
40代41.5 38.5 32.3 20.0 24.6 23.1 18.5 6.2 12.3 1.5
50代51.9 38.9 27.8 20.4 27.8 11.1 13.0 5.6 14.8 0.0
60代34.9 51.2 34.9 23.3 20.9 25.6 27.9 11.6 9.3 0.0
70代34.3 68.6 20.0 45.7 14.3 17.1 25.7 22.9 5.7 0.0
・「安全志向」の⾏動は「鮮度の良い商品を選んで購⼊」(64.6%)がすべての年代で最も高く、次いで「外国産の
商品を避け、国産の商品を購⼊」(43.1%)、「特定の食品添加物が⼊った商品を避けて購⼊」(42.2%)と
なった。
・年代別では、50代の「⽣産履歴がわかるものを選んで購⼊」、70代の「有機栽培や無農薬の⽣鮮品を選んで購⼊」
が他の年代と比較して高くなった。
14
Ⅰ.食に関する志向(安全志向の⾏動)
(3つまで選択/「安全志向」と回答した⽅、%)



















































































































全体64.6 43.1 42.2 27.2 24.9 9.1 8.2
20代55.2 20.7 24.1 10.3 17.2 3.4 20.7
30代59.5 19.0 45.2 19.0 23.8 4.8 14.3
40代63.5 47.6 49.2 23.8 14.3 14.3 7.9
50代66.1 49.2 33.9 44.1 15.3 13.6 6.8
60代61.3 50.0 50.0 32.3 27.4 8.1 4.8
70代71.4 49.0 41.8 24.5 38.8 7.1 5.1
Ⅱ.国産品かどうかを気にかけるか(食料品購⼊時)
15
【年代別】
・食料品を購⼊するときに国産品かどうかを「気にかける」割合(66.3%、前回比▲0.2ポイント)は横ばいで推移。
・年代別では、「気にかける」はおおむね年代が高くなるほど割合が高い傾向となった。
【継年データ】(単一回答、%)
53.8
57.7
67.0
63.6
71.7
80.2
42.2
40.9
31.9
34.6
27.3
19.0
4.0
1.4
1.1
1.8
0.9
0.8
20代
30代
40代
50代
60代
70代
気にかける気にかけない食料品は購⼊しない
73.2
74.0
68.3
67.6
65.2
66.5
66.3
21.7
22.0
28.0
26.7
31.2
30.4
32.2
5.2
4.1
3.8
5.8
3.7
3.2
1.6
R1/7
R2/7
R3/7
R4/7
R5/7
R6/1(前回)
R6/7(今回)
気にかける気にかけない食料品は購⼊しない
・国産食品(国産原料の食品を含む)に対するイメージは、価格⾯は「高い」(57.8%、前回比▲3.7ポイント)の
割合が低下した。安全⾯は「安全である」(63.4%、同+3.5ポイント)の割合が上昇した。
・輸⼊食品(輸⼊原料の食品を含む)に対するイメージは、価格⾯は「安い」(42.8%、同▲9.3ポイント)の割合
が低下し、調査開始以来過去最低となった。安全⾯は「安全⾯に問題がある」(31.8%、同+3.8ポイント)の割
合が上昇した。
16
〈価格⾯〉〈安全⾯〉
Ⅱ.国産品かどうかを気にかけるか(国産食品・輸⼊食品に対するイメージ)
(各項目単一回答、%)
64.5
66.5
65.2
60.9
62.0
61.5
57.8
31.9
28.9
31.4
36.7
33.2
33.9
37.8
3.7
4.6
3.5
2.5
4.9
4.7
4.5
R1/7
R2/7
R3/7
R4/7
R5/7
R6/1(前回)
R6/7(今回)
(国産食品)
高いどちらともいえない安い
66.2
68.5
68.9
61.0
63.5
59.9
63.4
31.1
28.1
28.3
37.3
33.4
37.2
33.7
2.7
3.4
2.8
1.7
3.1
2.9
3.0
R1/7
R2/7
R3/7
R4/7
R5/7
R6/1(前回)
R6/7(今回)
(国産食品)
安全であるどちらともいえない安全⾯に問題がある
3.0
4.6
2.8
3.5
4.1
5.0
6.5
35.3
32.3
34.7
49.9
42.6
43.0
50.8
61.8
63.2
62.5
46.7
53.4
52.1
42.8
R1/7
R2/7
R3/7
R4/7
R5/7
R6/1(前回)
R6/7(今回)
(輸⼊食品)
高いどちらともいえない安い
3.1
4.4
2.9
2.8
2.7
3.5
2.7
61.7
60.4
67.1
66.3
66.9
68.6
65.6
35.3
35.3
30.1
31.0
30.5
28.0
31.8
R1/7
R2/7
R3/7
R4/7
R5/7
R6/1(前回)
R6/7(今回)
(輸⼊食品)
安全であるどちらともいえない安全⾯に問題がある
Ⅱ.国産品かどうかを気にかけるか(国産品・輸⼊品の品目別の価格イメージ)
46.1
12.7
27.4
7.8
62.7
18.5
71.0
18.5
45.1
11.5
38.2
9.1
52.1
14.6
31.8
12.5
39.6
47.3
45.7
34.1
27.1
45.7
19.5
35.2
42.4
38.6
43.6
33.8
36.6
47.2
56.0
53.0
8.6
23.0
10.4
35.7
3.5
25.9
2.8
37.9
7.1
40.0
12.5
45.3
4.6
25.8
6.1
23.9
5.8
17.1
16.5
22.5
6.8
10.1
6.8
8.4
5.6
10.1
5.7
11.9
6.8
12.5
6.2
10.7
⽣鮮野菜(国産品)
⽣鮮野菜(輸⼊品)
冷凍野菜(国産品)
冷凍野菜(輸⼊品)
果物(国産品)
果物(輸⼊品)
牛肉(国産品)
牛肉(輸⼊品)
豚肉(国産品)
豚肉(輸⼊品)
鶏肉(国産品)
鶏肉(輸⼊品)
魚介類(国産品)
魚介類(輸⼊品)
加工食品(国産品)
加工食品(輸⼊品)
高いと感じるどちらともいえない安いと感じる手に取っていないのでわからない
・国産品、輸⼊品の価格に対するイメージを品目別に尋ねたところ、国産品が「高いと感じる」と回答した割合が最も高
かった品目は「牛肉」(71.0%)で、次いで「果物」(62.7%)、「魚介類」(52.1%)となった。
・輸⼊品が「安いと感じる」と回答した割合が最も高かった品目は「鶏肉」(45.3%)で、次いで「豚肉」(40.0%)、
「牛肉」(37.9%)となった。
・国産品と輸⼊品で「高いと感じる」割合に最も差が大きい品目は「牛肉」(52.5ポイント)で、最も差が小さい品目
は「加工食品」(19.3ポイント)となった。
17
(各項目単一回答、%)
11.7
13.8
14.3
13.1
16.9
17.3
17.7
7.6
6.9
6.7
7.4
7.8
9.0
7.7
16.3
15.1
13.6
14.4
13.6
15.3
15.4
18.1
16.4
16.1
17.7
15.9
16.5
16.4
31.0
32.0
31.7
29.4
28.9
26.2
26.7
15.4
15.8
17.7
18.2
17.0
15.8
16.2
53.6
52.2
50.7
52.6
54.1
58.1
57.3
R6/7(今回)
R6/1(前回)
R5/7
R4/7
R3/7
R2/7
R1/7
3割高を超える価格でも国産品を選ぶ3割高までなら国産品を選ぶ2割高までなら国産品を選ぶ
1割高までなら国産品を選ぶ同等の価格なら国産品を選ぶ国産品へのこだわりはない
・“割高でも国産品を選ぶ”とする割合(53.6%、前回比+1.4ポイント)は上昇した。
・「国産品へのこだわりはない」(15.4%、同▲0.4ポイント)は横ばいとなった。
18
割高でも国産品を選ぶ
(単一回答、%)
Ⅲ.国産食品の輸⼊食品に対する価格許容度
Ⅳ.食料品の値上げに伴う消費⾏動の変化
Ⅳ-1.食料品の値上げを実感しているか、値上げにより消費⾏動は変化したか
19
・普段購⼊している⽣鮮食品や加工食品等について、ここ1年ほどの間に「値上げを実感している」と回答した割合は
96.9%となった。このうち、65.9%は値上げを受けて「消費⾏動は変化した」と回答した。
・「消費⾏動は変化していない」と回答した⽅にその理由を尋ねたところ、「消費⾏動を変えたとしても、値上げの影響を
回避できるわけではないから」(57.4%)が最も高くなった。
96.9
3.1値上げを実感している値上げを実感していない
65.9
66.3
66.4
69.0
68.4
65.2
60.2
34.1
33.7
33.6
31.0
31.6
34.8
39.8
全体
20代
30代
40代
50代
60代
70代
消費⾏動は変化した消費⾏動は変化していない57.4
48.3
57.9
53.2
63.0
57.8
61.3
25.2
23.6
24.2
30.6
24.4
29.4
19.7
10.0
13.5
3.2
7.2
6.7
10.1
17.5
5.5
13.5
11.6
6.3
4.2
0.9
2.0
1.1
3.2
2.7
1.7
1.8
1.5
全体
20代
30代
40代
50代
60代
70代
消費⾏動を変えたとしても、値上げの影響を回避できるわけではないから
収⼊は増加していないが、十分な⽔準を確保できているから
食品の購⼊は今までどおりで、食品の購⼊以外の消費⾏動を変えたから
ここ1年ほどの間に収⼊も増加したから
その他(単一回答/「消費⾏動は変化していない」と回答した⽅、%)
<ここ1年ほどの間に食料品の値上げを実感しているか>
<値上げを受け、消費⾏動は変化したか>
<消費⾏動が変化していない理由>
(%)
(「値上げを実感している」と回答した⽅、%)
Ⅳ.食料品の値上げに伴う消費⾏動の変化
Ⅳ-2.値上げによる消費⾏動の変化
20
・「消費⾏動は変化した」と回答した⽅に変化の内容を尋ねたところ、「安い価格帯の商品に変えたものがある」
(64.9%)が最も高く、次いで「購⼊量を減らしたものがある」(56.3%)、「まとめ買いなど、割安になる分量で購
⼊することにしたものがある」(42.7%)の順となった。
<ここ1年ほどの間に変えた消費⾏動>(複数回答/「消費⾏動は変化した」と回答した⽅、%)
64.9
56.3
42.7
28.0
0.9
62.3
45.1 42.3
20.0
0.6
67.6
53.2
42.0
18.6
0.0
60.7
59.9
41.7
25.9
0.8
66.1
60.7
38.5
28.0
1.2
64.2
57.8
44.6
38.7
2.0
68.6
57.0
48.3
35.3
1.0
安い価格帯の商品に変えたものがある
購⼊量を減らしたものがある
まとめ買いなど、割安になる分量で
購⼊することにしたものがある
購⼊先を変えたものがある
その他
全体20代30代40代50代60代70代
Ⅳ.食料品の値上げに伴う消費⾏動の変化
Ⅳ-3.安い価格帯の商品に変えた食料品
21
・「安い価格帯の商品に変えたものがある」と回答した⽅に、安い価格帯の商品に変えた品目を尋ねたところ、「パン」
(37.2%)が最も高く、次いで「豚肉」(34.0%)、「牛肉」(31.5%)の順となった。
・年代別では、30、60、70代は「パン」、20、40、50代は「豚肉」と回答した割合が最も高くなった。
・また、70代の「果物」が、他の年代と比較して高くなった。
(複数回答/「安い価格帯の商品に変えたものがある」と回答した⽅、%)
パン豚肉牛肉野菜米鶏肉牛乳冷凍
食品めん類卵果物
飲料
(酒類を
除く)
食肉
加工品魚介類酒類
乳製品
(牛乳を
除く)
総菜⽔産
加工品
大豆
加工品その他
全体37.2 34.0 31.5 29.8 28.6 28.5 26.5 26.2 24.8 23.6 22.3 21.0 20.5 18.7 17.0 16.2 16.2 14.6 14.0 1.9
20代26.6 36.7 29.4 29.4 31.2 32.1 26.6 20.2 19.3 32.1 12.8 20.2 16.5 15.6 10.1 15.6 13.8 5.5 11.0 1.8
30代44.9 37.8 28.3 37.0 29.9 31.5 36.2 28.3 26.8 31.5 21.3 23.6 22.8 18.1 15.0 15.7 13.4 12.6 12.6 2.4
40代32.0 36.7 32.7 29.3 27.3 30.0 22.0 31.3 21.3 20.7 16.7 22.7 21.3 21.3 12.7 15.3 16.7 16.0 18.7 2.7
50代31.8 33.5 27.6 26.5 29.4 25.3 22.4 30.0 26.5 15.9 16.5 16.5 20.6 15.9 18.8 10.6 16.5 14.1 10.0 0.6
60代41.2 29.8 32.1 33.6 29.8 26.0 25.2 24.4 25.2 24.4 28.2 23.7 21.4 20.6 22.9 19.8 22.9 16.0 16.8 3.1
70代46.5 30.3 38.7 24.6 24.6 27.5 28.9 20.4 28.9 21.8 38.0 20.4 19.7 20.4 21.1 21.1 13.4 21.1 14.8 1.4
Ⅳ.食料品の値上げに伴う消費⾏動の変化
Ⅳ-4.購⼊量を減らした食料品
22
・「購⼊量を減らしたものがある」と回答した⽅に、購⼊量を減らした品目を尋ねたところ、「牛肉」(53.3%)がすべての年代で
最も高く、次いで「果物」(43.5%)、「総菜」(34.1%)の順となった。
・年代別では、60、70代の「果物」、70代の「酒類」が他の年代と比較して高くなった。
・「購⼊量を減らしたものがある」と回答した⽅に、購⼊量を増やした品目があるか尋ねたところ、「特にない」(55.9%)が最も
高くなった。「増やした」と回答があった品目の中では、「鶏肉」(9.2%)が最も高くなった。
・品目別では、「大豆加工品」は「増やした」(7.8%)と回答した割合が「減らした」(6.7%)と回答した割合を上回った。
(複数回答/「購⼊量を減らしたものがある」と回答した⽅、%)<購⼊量を減らした品目>
<購⼊量を増やした品目>(複数回答/「購⼊量を減らしたものがある」と回答した⽅、%)
牛肉果物総菜パン魚介類食肉
加工品酒類野菜
飲料
(酒類を
除く)
冷凍
食品
⽔産
加工品めん類豚肉卵
乳製品
(牛乳を
除く)
牛乳鶏肉米大豆
加工品その他
全体53.3 43.5 34.1 33.4 29.9 29.1 27.7 26.3 26.1 23.5 21.3 21.1 21.1 18.9 18.8 16.6 13.1 12.9 6.7 3.5
20代49.4 40.5 26.6 35.4 25.3 15.2 25.3 32.9 24.1 21.5 12.7 21.5 20.3 20.3 11.4 19.0 10.1 17.7 7.6 1.3
30代48.0 37.0 33.0 30.0 17.0 27.0 31.0 26.0 20.0 26.0 22.0 17.0 19.0 25.0 14.0 15.0 15.0 14.0 5.0 3.0
40代46.6 36.5 33.1 33.1 28.4 25.0 18.2 29.1 26.4 24.3 20.3 27.7 18.2 17.6 16.9 13.5 13.5 10.8 6.1 4.1
50代53.2 38.5 39.1 32.7 33.3 27.6 26.9 27.6 23.7 19.2 19.2 23.1 20.5 21.2 23.1 16.7 11.5 12.8 5.8 5.8
60代59.3 55.9 36.4 37.3 37.3 38.1 28.8 22.9 28.0 28.8 28.8 18.6 26.3 16.1 17.8 18.6 15.3 14.4 8.5 2.5
70代62.7 54.2 32.2 32.2 33.9 38.1 38.1 20.3 33.9 22.0 22.9 16.1 22.9 14.4 25.4 17.8 12.7 10.2 7.6 2.5
特に
ない鶏肉卵大豆
加工品めん類冷凍
食品米野菜パン豚肉牛乳
乳製品
(牛乳
を除く)
魚介類食肉
加工品
⽔産
加工品果物総菜酒類
飲料
(酒類
を除く)
牛肉その他
全体55.9 9.2 7.9 7.8 7.4 7.2 6.1 5.7 4.2 3.8 2.9 2.2 2.1 1.8 1.8 1.5 1.5 1.4 1.1 1.0 3.2
20代51.9 16.5 10.1 5.1 8.9 5.1 11.4 6.3 3.8 8.9 2.5 2.5 1.3 1.3 1.3 0.0 1.3 0.0 1.3 1.3 1.3
30代55.0 12.0 8.0 11.0 3.0 8.0 7.0 6.0 4.0 5.0 5.0 3.0 3.0 2.0 0.0 1.0 3.0 1.0 0.0 1.0 2.0
40代56.1 8.8 7.4 7.4 8.1 5.4 6.8 3.4 2.7 3.4 3.4 1.4 1.4 1.4 0.7 2.0 0.7 1.4 2.0 1.4 4.1
50代58.3 9.0 7.1 5.1 7.1 7.7 7.1 6.4 4.5 3.2 2.6 1.3 2.6 1.9 1.9 1.3 0.6 3.2 2.6 0.6 1.9
60代53.4 5.9 8.5 8.5 10.2 8.5 4.2 5.9 7.6 3.4 1.7 1.7 1.7 2.5 4.2 2.5 1.7 1.7 0.0 0.0 4.2
70代58.5 5.9 7.6 10.2 6.8 8.5 1.7 6.8 2.5 0.8 2.5 4.2 2.5 1.7 2.5 1.7 2.5 0.0 0.0 1.7 5.1
Ⅳ.食料品の値上げに伴う消費⾏動の変化
Ⅳ-5.まとめ買いなど、割安になる分量で購⼊することにした食料品
23
・「まとめ買いなど、割安になる分量で購⼊することにしたものがある」と回答した⽅に、割安になる分量で購⼊することに
した品目を尋ねたところ、「豚肉」(47.3%)がすべての年代で最も高く、次いで「鶏肉」(42.1%)、「牛肉」
(29.5%)と、肉類が上位を占めた。
・年代別では、30代の「鶏肉」、60代の「食肉加工品」が他の年代と比較して高くなった。
(複数回答/「まとめ買いなど、割安になる分量で購⼊することにしたものがある」と回答した⽅、%)
豚肉鶏肉牛肉野菜冷凍
食品米
飲料
(酒類を
除く)
めん類食肉
加工品魚介類パン果物卵酒類⽔産
加工品
乳製品
(牛乳を
除く)
牛乳大豆
加工品総菜その他
全体47.3 42.1 29.5 24.7 24.7 22.2 19.2 19.0 15.0 14.3 13.0 11.5 11.5 10.8 10.4 9.5 7.5 7.5 7.1 1.1
20代52.7 48.6 23.0 25.7 12.2 27.0 9.5 14.9 6.8 21.6 8.1 5.4 13.5 2.7 5.4 4.1 6.8 5.4 1.4 1.4
30代57.0 54.4 35.4 24.1 20.3 22.8 19.0 13.9 15.2 19.0 20.3 13.9 15.2 12.7 11.4 7.6 15.2 5.1 10.1 0.0
40代37.9 35.9 25.2 29.1 27.2 19.4 26.2 18.4 14.6 14.6 13.6 8.7 8.7 13.6 13.6 9.7 6.8 5.8 8.7 1.0
50代48.5 46.5 34.3 25.3 28.3 28.3 17.2 21.2 13.1 9.1 13.1 9.1 12.1 10.1 10.1 9.1 6.1 8.1 8.1 0.0
60代42.9 34.1 25.3 22.0 26.4 15.4 19.8 24.2 25.3 13.2 13.2 11.0 7.7 11.0 12.1 11.0 5.5 11.0 7.7 2.2
70代48.0 37.0 33.0 22.0 30.0 21.0 21.0 20.0 14.0 11.0 10.0 20.0 13.0 13.0 9.0 14.0 6.0 9.0 6.0 2.0
Ⅳ.食料品の値上げに伴う消費⾏動の変化
Ⅳ-6.購⼊先の変更
24
・「購⼊先を変えたものがある」と回答した⽅に、ここ1年ほどで最も利⽤が減った購⼊先を尋ねたところ、「コンビニエンス
ストア」(33.5%)が最も高く、次いで「スーパー・量販店」(26.3%)、「飲食店等のテイクアウト・持ち帰り」
(14.2%)となった。
・「購⼊先を変えたものがある」と回答した⽅に、ここ1年ほどで最も利⽤が増えた購⼊先を尋ねたところ、「スーパー・量
販店」(53.1%)が最も高く、次いで「ドラッグストア」(20.9%)、「特にない」(12.8%)となった。
(単一回答/「購⼊先を変えたものがある」と回答した⽅、%)<最も利⽤が減った購⼊先>
<最も利⽤が増えた購⼊先>
コンビニ
エンスストア
スーパー・
量販店
飲食店等のテ
イクアウト・持ち
帰り
飲食店等から
のデリバリードラッグストア⽣協等の個
配・班配インターネット
定期宅配サー
ビス(ミールキッ
ト、冷食弁当な
ど)
移動
スーパーその他
全体33.5 26.3 14.2 7.0 6.7 5.3 3.9 1.1 0.0 2.0
20代40.0 22.9 11.4 14.3 5.7 5.7 0.0 0.0 0.0 0.0
30代48.6 20.0 14.3 8.6 2.9 0.0 5.7 0.0 0.0 0.0
40代35.9 26.6 9.4 10.9 7.8 1.6 3.1 3.1 0.0 1.6
50代30.6 26.4 20.8 4.2 8.3 2.8 4.2 1.4 0.0 1.4
60代29.1 27.8 15.2 2.5 8.9 10.1 3.8 0.0 0.0 2.5
70代28.8 28.8 12.3 6.8 4.1 8.2 5.5 1.4 0.0 4.1
(単一回答/「購⼊先を変えたものがある」と回答した⽅、%)
スーパー・
量販店ドラッグストアインターネット⽣協等の個
配・班配
コンビニ
エンスストア
定期宅配サー
ビス(ミールキッ
ト、冷食弁当な
ど)
移動
スーパー
飲食店等のテ
イクアウト・持ち
帰り
飲食店等から
のデリバリーその他特にない
全体53.1 20.9 5.6 2.5 0.8 0.6 0.6 0.3 0.0 2.8 12.8
20代60.0 25.7 5.7 2.9 0.0 0.0 2.9 0.0 0.0 2.9 0.0
30代54.3 14.3 8.6 5.7 2.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 14.3
40代53.1 26.6 6.3 3.1 0.0 1.6 0.0 0.0 0.0 3.1 6.3
50代51.4 20.8 5.6 1.4 1.4 0.0 0.0 1.4 0.0 4.2 13.9
60代55.7 19.0 3.8 1.3 1.3 0.0 0.0 0.0 0.0 1.3 17.7
70代47.9 19.2 5.5 2.7 0.0 1.4 1.4 0.0 0.0 4.1 17.8

他の画像

関連業界