2024年11月7日(木)に有明セントラルタワーホール&カンファレンスにて開催
AthReebo株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:金沢景敏)は、「AthTAG GENKIDAMA AWARD 2024」の最終審査に登壇する「GENKIDAMAアスリート」8名を決定いたしました。
「AthTAG GENKIDAMA AWARD 2024」は、オリンピックや世界大会に挑戦するアスリートたちを応援するためのピッチコンテストです。40名近い応募者の中から選考を通過した8名の「GENKIDAMAアスリート」たちが今後の活動内容や活動応援費の使い道についてプレゼンテーションを行い、今年度のGENKIDAMAアスリート大賞が決定されます。
本アワードのキーメッセージは「おカネを理由に夢を諦めさせない」です。1次・2次選考では、実績、将来性に加え、費用や環境面も審査基準に含めて選考しました。2回目の開催となる今回は、参画企業が増え、活動応援費が昨年より600万円増額され、総額1,000万円にパワーアップしています。それぞれの賞に応じて活動応援費が与えられます。さらに、より多くの方に応援していただくため、今年よりファンの方の投票によって決まる「応援のチカラ賞」も新設しました。
また審査員として、今年もレジェンドアスリートの野村忠宏さん、伊達公子さん、古田敦也さん、潮田玲子さんとAthTAG参画企業の皆様にご参加いただきます。
本アワードは、11月7日(木)に、有明セントラルタワーホール&カンファレンスで開催いたします。
■最終審査に登壇する8名の “GENKIDAMAアスリート“を発表!
「GENKIDAMAアスリート」とは、AthTAG GENKIDAMA AWARDにご応募いただいた現役のミライアスリートの中から選出され、最終審査のプレゼンテーションを行う8名を指します。(50音順)
東 莉央:フェンシング(フルーレ)1998年生まれ、和歌山県出身。2024年パリ五輪で銅メダルを獲得した東晟良を妹に持ち、現在は姉妹で共同カイテック(株)に所属している。2019年フランスW杯団体では妹とともに銅メダルを獲得。21年東京五輪に初出場し、女子フルーレ団体6位、個人24位。24年11月より海外での大会が始まり、年に約8回程度渡航が必要となるが、遠征費は全て実費負担している。28年のロサンゼルスオリンピックでのメダル獲得を目標として活動中。
【コメント】登壇することが決まり、嬉しく思います。たくさんの人の前でお話しするのは緊張しますが、1人でも多くの方に応援したいと思っていただけるように精一杯自分の思いを伝えたいと思います。 スポンサーがなかなか見つからない中、このような機会をいただけて、より頑張ろうと思えました。 現在、怪我があるのでどの試合に出場するかはまだ未定ですが、4年後のロサンゼルスオリンピックを目指すにあたり、治療費を含めて遠征費が必要になるので、多くの方に自分のことを知っていただきたいと思っています。
井上 鷹:サーフィン2000年生まれ、宮崎県出身。SUP・ロング・ショートサーフィンの「三刀流プロサーファー」として活動。小学校時代は転校し、いじめを受け引きこもりがちだったが、サーフィンに出会いプロを目指すことを決意。15歳から競技に取り組み、SUPサーフィンでワールドタイトル獲得。海外でも高い評価を得ている。海外への移動は直行便ではなく経由便を使用するなど、苦労しながら遠征費を捻出している。
【コメント】いじめで学校に行けなかった僕ですが、サーフィン技術とスタイルは世界で高く評価いただいています。困難な状況でもサーフィンを頑張る自分の姿を通じて見ている方を元気づけたり、励みとなれるよう努力しています。その他、アスリートとして社会に貢献する活動にも取り組んでいますが、これを続けるには資金が必要です。そのため今回のAWARDに応募しました。現在23歳、今しかできないことを実現したいです。
佐々木 琢磨:デフ陸上競技(短距離)1993年生まれ、青森県出身。内耳性難聴発症。盛岡聴覚支援学校高等部3年時に、全国ろう学校陸上競技大会の100m、200m、400mリレーで三冠を達成。22年にブラジルで開かれたデフリンピックの男子100mでは金メダルを獲得。支援がなく、現在は仙台大学の職員として勤務しながら活動を行なっている。25年11月に行われるデフリンピックにて100m、200m、400mリレーで金メダルを獲得し3冠王になることと、世界新記録を樹立することを目標としている。
【コメント】デフ(聾)の存在を知ってもらえる大きな機会の場に参加させていただきありがとうございます。デフ選手にとって手話通訳者やスクリーン字幕などの情報保障があるかないかで、パフォーマンスに大きな影響が出ます。当日は手話が当たり前の世界が存在していることや、「耳が聞こえないとは何か?」「一般大会とデフ大会との違いとは?」など、デフの世界についてお話させていただければと思っています。
橘 龍平:車いすテニス2007年生まれ、千葉県出身。生まれた時から二分脊椎の障がいがあったが、わずか12歳で国内ジュニアランキング1位を獲得。今年開催された国内最大規模の大会「ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2024」では初代チャンピオンに輝いた。車いすテニスは国内大会の獲得ポイントが低く、世界ランクが上がりにくいという実情がある。また、この競技で稼げる選手はほぼおらず、継続が難しい状況。テニスを始めた頃から7年かけて入念に準備を行ってきた世界ジュニアマスターズへの出場を目指している。
【コメント】先日、全日本ジュニアテニス選手権の車いすテニス部門で優勝しました。国内車いすテニスジュニアランキング1位を7年連続達成し、今年はITF国際車いすテニスジュニアランキングで自己最高10位まで辿り着きました。この1年は海外で世界トップランカーと対戦し、手応えを感じています。来年は世界ランキングを向上させ、世界国別対抗戦にチームジャパンで優勝するという目標を達成したいです。応援よろしくお願いします。
塚原 悠翔:スノーボード(クロス)2003年生まれ、富山県出身。中京大学在学中。学業の傍らアルバイトをしながら活動中。シーズン中は山形で練習を行い、約3ヶ月の海外遠征をしている。練習以外の時間でアルバイトをしているが生活費を支払うことで精一杯。用具代や遠征費は母親が借金をして工面してくれている。今年、FISワールドカップにも初出場した。今後は、2026年のミラノオリンピック出場を目標に活動していく。
【コメント】競技には多額の活動費がかかるため「もう、金銭的な理由で諦めなくてはいけないかな」と感じていた中でこのようなチャンスをいただけることになり、大変嬉しく思います。多くの方々の前でプレゼンをするのは初めてなので緊張しますが、大きな経験を積むことが出来る貴重な機会であるとともに、海外で思い切り練習したり大会に参戦したりできる費用をサポートしていただけるチャンスなので、後悔のないよう最善を尽くします。
内藤 大翔:競泳2002年生まれ、愛知県出身。両親が離婚。母親に借金もあったため、両親に迷惑をかけることはできないと、高校・大学は特待で通えるところに進学。しかし、特待であっても遠征費は自己負担であるため1回40~50万円かかる遠征にチームで1人だけ行くことができず、1人残って練習をすることもあった。それでも100mバタフライでインターカレッジ3位入賞。メドレーリレーでは、学生新記録を更新した。「自分の事を犠牲にしてまで、育ててくれた親へ結果で恩返ししたい。」という強い思いを持ち、2028年のロサンゼルスオリンピック出場を目指して活動中。
【コメント】今回GENKIDAMAアスリートに選出いただき、嬉しさと光栄な気持ちでいっぱいです。日本代表になりたいという気持ち、過去の苦しみ、自分の長所などを、最大限皆様にお伝えできたらなと考えております。人前で話すと言うことは僕に自身とても苦手で声も震えてしまうくらいですが、精一杯最大限出し切りたいと思っています。
藤田 炎村:ボクシング1994年生まれ、愛知県出身。第45代日本スーパーライト級王者。2023年までサラリーマンボクサーとして活動。世界を目指すため会社を退職しボクシング1本でいくことを決意するも、突如スポンサー支援の話がなくなり一時無給生活に陥る。現在はパーソナルトレーナー等をしながら練習を続けている。来年は東洋太平洋や海外の試合に参加予定。最終的には、世界チャンピオンや海外でのビッグマッチを行うことを目標としている
【コメント】現役アスリートにとって奇跡のようなイベントに参加できることを光栄に思います。今、日本にはプロボクサーが約2000人おり、その一人一人に命をかける理由とドラマがあります。しかし、彼らのほとんどがアルバイトなどの副業をしながら時間を作って活動しています。自分もそのうちの一人です。勝手にボクサーを代表して、ボクシングの持つ魅力や、僕が今抱いている野心を全力で伝えたいと思っています。
吉田 弘道:陸上競技(走り幅跳び)1999年生まれ、兵庫県出身。現在日本歴代3位の記録保持者。2024年パリオリンピックを目指し、ニュージーランドでの合宿に参加を希望していたが、遠征費が工面できずに断念。さらに怪我も重なりパリオリンピック出場を逃す。27年の北京の世界陸上で表彰台、28年のロサンゼルスオリンピックで金メダルを最終目標に、まずは来年の世界陸上での入賞を目指す。年明け1月から欧州、3月にオーストラリア、ニュージーランド遠征を控えている。
【コメント】私はこのピッチコンテストを勝ち抜き、オリンピック・世界陸上でのメダル獲得を必ず実現させたいと思っております。昨年初めて世界の舞台に立ち、世界の壁の高さと分厚さに圧倒されました。しかし、越えられないものではないとも感じました。決勝の舞台で勝負する自分の姿を思い描きながら、当日は夢への執念と情熱を全てぶつけたいと思います。よろしくお願いいたします。
■「AthTAG GENKIDAMA AWARD 2024」開催概要
開催日時:2024年11月7日(木)14:00~(予定)
会 場:有明セントラルタワーホール&カンファレンス(東京都江東区有明3-7-18 有明セントラルタワー)
登 壇 者:レジェンドアスリート(柔道・野村忠宏、テニス・伊達公子、野球・古田敦也、バドミントン・潮田玲子)敬称略、GENKIDAMAアスリート:8名
表 彰:大賞・副賞のほか野村忠宏賞、伊達公子賞などの各レジェンドアスリート賞を予定
(賞金総額1,000万円AthTAG大賞200万円、AthTAG副賞100万円、野村忠宏賞/伊達公子賞各100万円ほか
主 催:一般社団法人スポーツインフィニティ、AthReebo株式会社
■レジェンドアスリート
今年も、レジェンドアスリートの野村忠宏さん、伊達公子さん、古田敦也さん、潮田玲子さんに当日審査員としてご来場いただき、各レジェンドアスリート賞を発表していただきます。
■「応援のチカラ賞」概要
現在実施中のクラウドファンディングを通じて各選手へGENKIDAMA(活動応援費)を送っていただきます。最もGENKIDAMAが集まったアスリートに「応援のチカラ賞」を授与します。1口1,000円から応援いただけます。クラウドファンディングを通じていただいたGENKIDAMAは、活動応援費として各選手にお渡しいたします(手数料を除く金額)。
投票期間:2024年10月7日(月)~10月25日(金)
クラウドファンディングサイト:
https://camp-fire.jp/projects/777583/preview?utm_campaign=cp_share_c_msg_
■日本初のアスリートと企業の相互支援型の社会貢献活動「AthTAG」とは
AthTAG(アスタッグ)とは、歴史に名を残してきたレジェンドアスリートとアスリートを応援したい企業が手を取り合い、未来を担うアスリートを育て、互いにサポートし合う、これまでにない相互支援型の社会貢献モデルです。参画企業には、世界を目指す現役アスリートが未来へ羽ばたくための活動資金を「活動応援費」という形でサポートしていただきます。そのリターンとして、企業のブランディングや、広告などに自由にお使いいただけるレジェンドアスリートの肖像権を提供。アスリートと企業が相互に支え合うことで未来のアスリートを育成できる、スポーツ応援を通した日本初*のサステナブルな取り組みです。
*自社調べ。アスリートと企業による相互支援型の社会貢献活動をもとにした肖像権提供サービスとして
■AthReebo会社概要
会社名:AthReebo株式会社
代表者:金沢景敏
設立:2020年11月14日
事業内容:人生トータルで、アスリートの生涯価値を最大化する。「アスリート(athlete)が人生を通して活躍するために 再生する(reborn)場所」そんな想いから、AthReeboを設立。アスリートの生涯価値を最大化するために、顧客体験サービスや研修・セミナーなど、アスリートと企業を結ぶ価値創造事業を主に展開。企業とアスリートがタッグを組み、ミライのアスリートを支援する相互支援型の社会貢献活動「AthTAG」の運営、“伝説の営業マン“金沢景敏のノウハウを盛り込んだ成果にコミットする営業コンサルティング事業や、焼肉屋「あか牛タレ焼肉 まるふく」の運営なども行う。
公式ウェブサイト:
https://athtag.athreebo.jp/