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最終更新時刻:17時11分

TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づく情報開示

2024/06/28  エスリード 株式会社 

2024年6月28日
エスリード株式会社

TCFD提言に基づく情報開示

目次



1. 気候変動に対する当社の認識 ……………………………………………………2
2. ガバナンス …………………………………………………………………………3
3. 戦略 ………………………………………………………………………………4
4. リスク管理 …………………………………………………………………………10
5. 指標と目標 ………………………………………………………………………11

1.気候変動に対する当社の認識

近年、気候変動が原因の一つとされる異常気象や自然災害が頻発しています。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次報告書では、「20世紀半ば以降の温暖化の主な要因は、人間の活動による影響の可能性が極めて高い」という科学的見解が示され、「パリ協定」の採択以降、世界各国が脱炭素へ大きく政策移行しています。

当社グループでは、「総合デベロッパーとして。都市と住まいの未来を見据えて。」を経営理念とし、「多様化する社会のニーズへの対応を通じ、持続可能な社会に貢献する。」を社会的使命の一つとして掲げています。企業を取り巻く環境が大きく変化する中、「持続可能な社会の実現」と「企業の持続的成長」を両立していくことが重要な経営課題であるとの認識に立ち、ESGに関する取組みを推進しています。

このような中、当社グループは、気候変動問題の重要性を認識し、当社ビジネスへの影響を分析し対応していくことが肝要であると考え、2022 年6月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明しました。TCFD 提言に基づく情報開示を通じて、ステークホルダーの皆様との対話を進め、分析をさらに精緻化し取組みを深化させてまいります。

当レポートでは、TCFD 提言により開示が推奨されている「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」について開示致します。

ガバナンス
気候変動リスク及び機会に関する組織のガバナンス
戦略
組織のビジネス・戦略・財務計画に対する気候変動リスク及び機会に関する 実際及び潜在的な影響
リスク管理
組織が気候変動リスクを識別・評価・管理するために用いるプロセス
指標と目標
気候変動リスク及び機会を評価・管理するのに使用する指標と目標

2.ガバナンス

当社グループは、気候変動を経営に重要な影響を与える課題の一つとして認識し、リスク管理委員会を気候変動関連課題について検討する機関と位置づけています。

リスク管理委員会は、代表取締役社長が委員長を務め、営業本部・事業本部・管理本部の本部長及び副本部長によって構成されています。その他、必要に応じてグループ会社の役職員、内部監査室長やその他の者が出席します。

委員会は、リスク管理規程に基づき月に1回以上開催され、議事内容は取締役会に報告します。

3.戦略

気候関連にともなうリスクと機会には、低炭素な社会へ移行していく過程での政策や市場、技術等の変化によって生じる「移行リスク・機会」と、地球温暖化に伴い慢性的な気温上昇や急性的な自然災害の激甚化によって生じる「物理的リスク・機会」に大別されます。

当社グループは、「移行リスク・機会」が大きいシナリオとして2℃シナリオを設定し、IPCC第5次報告書のRCP2.6 シナリオや経済産業省の「グリーン成長戦略」等を参照しました。一方、「物理的リスク・機会」が大きいシナリオとして4℃シナリオを設定し、IPCC第5次報告書のRCP8.5 シナリオを参照しました。

分析の事業範囲は、エスリード株式会社と全グループ会社を含むエスリードグループとしました。また、分析期間は2050年までを想定し、2030年までを中期、2031年以降を長期として、相対的な事業への影響度の大きさを大・中・小の3段階で分析しました。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.eslead.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/06/TCFD%E6%B0%97%E5%80%99%E9%96%A2%E9%80%A3%E8%B2%A1%E5%8B%99%E6%83%85%E5%A0%B1%E9%96%8B%E7%A4%BA%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%8F%90%E8%A8%80%E3%81%AB%E5%9F%BA%E3%81%A5%E3%81%8F%E6%83%85%E5%A0%B1%E9%96%8B%E7%A4%BA.pdf

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