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最終更新時刻:17時11分

志賀原子力発電所 低レベル放射性廃棄物の輸送計画

2024/08/30  北陸電力 株式会社 

2024年8月30日
北陸電力株式会社

志賀原子力発電所
低レベル放射性廃棄物の輸送計画


当社は、本日(8月30日)、志賀原子力発電所の低レベル放射性廃棄物※輸送計画について、「志賀原子力発電所周辺の安全確保及び環境保全に関する協定書(第7条)」等に基づき、石川県、志賀町等関係自治体に連絡しましたので、お知らせいたします。

○低レベル放射性廃棄物輸送計画

1.輸送計画

(1) 低レベル放射性廃棄物

a.搬出予定時期:2024年10月
b.輸送品の名称及び数量:低レベル放射性廃棄物 ドラム缶640本(輸送容器80個)
c.搬出先施設名:日本原燃株式会社 低レベル放射性廃棄物埋設センター
d.輸送方法 :志賀原子力発電所固体廃棄物貯蔵庫から物揚場までトラックにより陸上輸送した後、輸送船に積み付けて海上輸送する。

2.安全対策

(1) 輸送物の安全対策

a.関係法令の技術上の基準に適合している低レベル放射性廃棄物(ドラム缶)輸送専用の輸送容器を使用。
b.低レベル放射性廃棄物を収納した輸送容器(輸送物)の安全性を確認。

(2) 陸上輸送の安全対策

a.輸送の実施に先立って道路状況を確認し、安全運行の徹底を図る。
b.輸送車両への輸送容器積付時には、積載方法等についての安全性を確認。
c.出発前には車両点検を励行し、運転手には十分な経験を有する者を配置。

(3) 海上輸送の安全対策

a.低レベル放射性廃棄物輸送船として国の基準に適合している専用船を用いる。
b.輸送船への輸送容器積付時には、積載方法等についての安全性を確認。
c.輸送の実施にあたっては、気象状況、海象状況、航路標識等航行区域全般にわたる調査のうえ安全航行を行う。

以 上

参考資料1:低レベル放射性廃棄物 輸送容器
参考資料2:低レベル放射性廃棄物 専用輸送船(青栄丸)

※ 低レベル放射性廃棄物:原子力発電所で発生する放射性物質の濃度の低い廃棄物。
(輸送する廃棄物は、発電所で発生した金属やプラスチック、フィルタ類などの固体状の廃棄物を種類毎に分別し、ドラム缶に収納した後、セメント系充てん材(モルタル)で固めたもの。)

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.rikuden.co.jp/press/attach/24083001.pdf?1724995545

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