2024年8月19日
大和エナジー・インフラ株式会社
英国で配電事業を展開するENW社への出資に関する関西電力及びIberdrola社との協働について 大和エナジー・インフラ株式会社（代表取締役社長：松田守正、本社：東京都千代田区／以下、「当社」）は、関係会社KDM PowerLimited（以下、「KDM社」）を通じ、英国で配電事業を行うElectricity NorthWestLimited（以下、「ENW社」）の一部株式を売却致しました。今後は、新株主であるIberdrolaS.A.（以下、「Iberdrola社」）と協働し、引き続きKDM社を通じてENW社の経営に参画してまいります。
当社は、2019年、関西電力株式会社および三菱ＨＣキャピタル株式会社と日系コンソーシアム持株会社であるKDM社を設立し、英国のEquitix Limitedが運営するインフラファンドとともにENW社に出資致しました。今般、スペインのエネルギー企業であるIberdrola社が、株式譲受および増資によりENW社株式の88%を取得し、残り12%をKDM社が保有致します。なお、本件取引は必要な許認可等を条件としております。
英国では、脱炭素に向けて今後さらに電化が促進され、それに伴い電力需要が増加することが見込まれています。そのため、配電網の強化が急務となっています。当社は、ENW社が持つ配電網の整備及び強化を通じて、英国におけるネットゼロ達成について貢献してまいります。
ENW社:英国マンチェスター地域およびカンブリア地域において配電事業に従事しています。約6万キロにもおよぶ配電網を通じて約500万世帯に電力を供給し、これは英国における約9.2%の電力にのぼります。
大和証券グループは、経営ビジョン「2030Vision」のもと、引き続きステークホルダーの皆様と共に、金融・資本市場を通じた豊かな未来の創造および企業価値の向上に努めてまいります。
以上
（ご参考）大和証券グループのサステナビリティに関する取組み：
https://www.daiwa-grp.jp/sustainability/?cid=ad_eir_sdgspress